みなさんこんにちは。三浦です。お元気ですか? 僕は毎度相変わらず元気です。禁酒92日目(2024年7月1日現在)、酒に関して何も考えていない。びっくりします。ことあるごとに「酒飲みて〜」と言っていた自分、どこに行ったんだろうな。

購入品紹介ブログ、今月もまいります。ちなみに先月の分は、こちら


とことん服ばかりではございますが、思い思いに楽しんでいっていただけたらありがたいです。毎月大丈夫なんだろうか。これ、楽しいんだろうか。一旦心配はさておき、好き勝手につらつら連ねていけたら。いざいざ。

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1. U.S.NAVY Chambray Utility Shirt
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アメリカ海軍が使用していたという、シャンブレー生地のシャツ。そもそも「シャンブレー生地」とは、「タテ糸に色糸・ヨコ糸に白糸(もしくはタテ糸とは別の色糸)を使用した生地」のことなのだそう。改まって説明する経験がなかったから、今回調べてみて良かったです。着心地としては、夏でもさらっと着られそうな軽い感じ。羽織としてちょうど良い。

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着丈はそこまで長くないのだけれど、いかんせん、裾のカッティング(サイドがグググッとカーブしている)がキツい。ゆえに、インナーがそこから顔を覗かせる形になる。それがすごく良いんですよねぇ。イエローのTシャツとか、薄めグレーのTシャツとか。そのあたりをガッツリ見せるのが面白いと思う。とっても気に入りました。「軍モノを現代のシーンで着る」というのは、その「見立ての構造」が面白いよなぁ。僕、軍人じゃないもん。でも、着る。それがファッション。

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2. SWING Madras Check Shirt
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「機嫌の良い服」とは、こういうものを指して呼ぶべきなのだろうなぁ。ユーロのマドラスチェックシャツを購入。『SWING』というブランドの一着(全然知らなかった)。

着丈は短く、身幅はものすごく広い。アームホール(腕周り)も、すごく太い。ドーンとしているんだけれど、軽快な色味のチェック柄によって、男臭くなりすぎていない。それがとっても好きだなぁと思った。

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胸ポケットには、なんだかよくわからない「フットプリント」の刺繍が施されてる。本当になんだかよくわからない。ブランド名よろしく、揺れる心、スイングする夏の心を表しているんでしょうか。全然わからない。全然わからなくて、ものすごく魅力的。ショーツの合わせが楽しいだろうなぁ。レザーショーツなんかを合わせて、サンダル履いて。スキップで猛暑の夏を駆け抜けたい。

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3. 80s Anvil T-Shirt
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夏は、Tシャツ。「お腹がすいたら食べる」ぐらい当たり前のことなんだけど。1980年代に作られた『Anvil』のTシャツを購入。スカイブルーにイエローのあしらい、とっても好きだなぁ。釘やネジのモチーフも好き。わからないけど好き。わからないから好きなのか?

「U」の文字に、ネジみたいなものが添えられてる。よくわからない。見たこともない古着のTシャツを買うたびに、自分がいかに無知であるかを思い知らされているような気分になる。ずっと勉強できる。その勉強が、暮らしに活きるか否かは、さておき。活きなくてもいいでしょ、とは常に思うところだが。

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4. 80s adidas T-Shirt
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先の『Anvil』と同じく、1980年代に作られたらしいTシャツ。『adidas』のもの。いやー、これは傑作だと思います。スリーストライプが斜めにズレている。「家紋みたいでカッコいいなぁ」と思った。

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なんとなく「三浦」の家紋を調べたら、スリーストライプのマーク(言い方おかしいな)が出てきた。結構びっくりした。

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5. 90s フジオ・プロ T-Shirt Made in U.S.A.
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一見、なんの変哲もない、ただの無地Tシャツ。グレーの色味が素敵だね。で? な〜んも特徴の無い一着かと思いきや、一旦、タグを見てみましたらば。

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漫画家・赤塚不二夫氏が設立した漫画制作会社『フジオ・プロダクション』のTシャツだった。これにはだいぶ焦ったし、脇汗かきながら「これはヤバいぞ………」とつぶやいた。めっちゃ良いよな、これ。なにゆえアメリカメイドなのか、全然わからない。ちなみに購入は6月4日、ここ最近、こればっかり着てる。ベタな言い方だけど、これでいいのだ。これがいいのだ。

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6. SEVEN BY SEVEN GUATEMALA SHIRT
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元気な服を着たくなって、鮮やかなカラーリングのシャツを探していたところ。『SEVEN BY SEVEN』のシャツが目に飛び込んできた。これはすごく良いね。1950-1970年代ぐらいのオープンカラーシャツをベース(推測)に、カラフルなグアテマラシャツの柄と織を表現。レーヨンの柔らかな着心地も良い感じです。

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「お洒落な人ってこういう服を難なくさらっと身につけているよなぁ」と思うんです。偏見だけど。華奢なシルバーアクセサリーに、細身のスラックスなんかを穿いたりなんかして。お洒落をどんどんやっていきたい。

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7. 50s harper Open Collar Shirt(Plaid Print Flannel)
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1950年代ヴィンテージのオープンカラーシャツを購入。これはもう、どうしたって可愛らしいでしょう。ちょっと落ち気味のベージュにスカーブルーのチェック柄。ちなみにこの意匠は、織り(色の組み合わせ)ではなく、「プリント」で表現しているのです。

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だから、ほら。裏地が真っ白になっているのです。コットンフランネルの生地に、チェック柄をプリントしてる。面倒臭かっただろうな〜と思う。手が込んだ一着。めちゃくちゃ好きなんだよなぁ、プリントフランネル。「プリネル」と呼ばれたりもしてる。ちょっと恥ずかしいから、僕はそう呼ばないけど。

両肩は2.5cmぐらいずつ落ち、身幅も64cm程度と結構広め。ふわっと風を通すから、なんとなく、気だるい夏の夜にぼんやり着たいなぁと考えてる。というか、そうしてる。あと、胸元が開いているけれどもエロくならないのが好き。いい塩梅。一生着るはず。

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8. 90s “Stop Smoking” T-Shirt
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「禁煙Tシャツ」です。『スペイン呼吸器胸部外科学会(SEPAR)』によるもの。“gracias por no fumar(禁煙してくれてありがとう)” と書かれてる。何よりも喫煙行為が好きな私、そんなわけがなかろう。感謝されたところで、どうしようもございませんです。

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背中にあしらわれたダイヤモンドみたいなロゴ(下部)は、『グラクソ・ウエルカム』というイギリスの大手製薬会社のものらしい。薬まで使ってガッツリ禁煙させようとしてくれてる。愛煙街道まっしぐらの私、そちらはノーウェルカム、ノーグラシアスです。ちなみに上のロゴについては、全然知らない。ちょっとカッコいい。めちゃくちゃ気に入ったTシャツ。下北沢の駅前喫煙所にて、これを着てタバコ吸ってたら、若者から静かに笑われた。わかってるね〜。

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9. UNIQLO Dry Color Ribbed Tank Top
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なぜか近ごろ、長袖シャツを着たくてたまらない(たくさん買った)。ただ、内側にTシャツを着ると、ハチャメチャに暑くて困る。それを解決するために買ったのが、ユニクロのタンクトップ。これ、良いですよ。かなり良いなぁと思います。涼しい。

1枚590円。白、ライトグレー、チャコールグレーを購入。ファストファッションブランドの服は、ひとつの「道具」であると考える。僕は特段「装い」が好きだから、ユニクロの服で「装うこと」は決してないのだけれど。それはつまり、お洒落のために着ない、ということ。批判するでもない。バカにするでもない。単純に、ユニクロの服については「道具」だと思っている。ありがたいもんだ。「昨今のAIみたいなもんだと思う」とまで言うと、ちょっと酷いけど。ちょっとだけ、そう思う節もある。

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10. SCREEN STARS PREMIUM T “Compasses Drawing A Square”
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不思議な絵があしらわれたTシャツ。円を描くべきコンパスで、四角形を描いてる。こういうのが本当に好きだ。作者知れず、名の無い古着。めちゃくちゃ良くない? 名が立たずとも秀逸であることに違いはない。キュートなひねくれTシャツです。

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僕、こういう服が好きなんだ。天邪鬼っぽい気概が好きなんだ。

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好きで集めているM.C.エッシャーの服(また、その絵)を思い出した。一番右のブラックTシャツ、そこに描かれた『描く手(Drawing Hands)』を思い出したんです。騙し絵の傑作を。いやー、最高。

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11. Studio Q "Smiling Moon" Cap
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ひまわりの絵がお腹の辺りに大きく描かれたTシャツで有名な『Studio Q』。キャップが存在するとは知らなかった。まだまだ知らないことがたくさんある。そればっかりなんです。古着について考えると。

うっとり微笑む月が刺繍されてある。「きっと良い夢みてるんだろうなぁ」と思ったら、なんだかうれしくなった。たまらず惚れてしまい購入。無地のTシャツにすっきり合わせてみたい。浅い被り心地がとっても好み。

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12. KANGOL SMU Tropic Galaxy
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この帽子、なぜかものすごく好きなんだよなぁ。昔一緒に住んでた友達が被っていたのを思い出す。定番の『504も好きでよく被るんだけど、こっちは若干のボリューム感が欲しい時に選びがち。酒を飲んでは無くし、今回が3代目。もう無くさないはず。酒飲んでないから。

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13. HAZE × SEGA “RE·HAZE” Cap
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ERIC HAZE、青春の匂い。ニューヨークのグラフィックアーティスト。中学の頃から大好きだった。HAZEのダンク、欲しかったなぁ。全然買えなかったけど。調べてみたら、今、584,200円ですってよ。すごいな。
https://stockx.com/ja-jp/nike-dunk-low-haze 

一旦スニーカーの話はさておき。当時、ブートとしてリリースされた『HAZE(SEGAサンプリング)』のアイテムが、まさかのオフィシャルとして発売されたとのこと。「そんなの買わないわけがないでしょう」と思い、好きな先輩に頼んで買って来てもらった。その工程すらも若き頃のようで、とてもうれしかった。HAZEのSEGA。アツい。ちなみに素材感も結構厚(アツ)め。夏には被れないだろうなぁ。次の秋を待つ。

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以上です。今月も、バッチリ楽しい購買ができました。書き終えた瞬間に「あっ、こんなもんか」と独り言を放った自分のこと、あまり忘れたくない。ヤバいって。全然「こんなもん」じゃないよ。めちゃくちゃ買ってるぞ。

というわけで、今月の『狂乱的(?)服道楽』は終いにしましょう。来月はどんな購買になるんでしょうかねぇ。とっても楽しみで、とっても怖いです。みなさまはなるべくお楽しみにどうぞ。