みなさんこんにちは。三浦です。お元気にしていますか? いかがお過ごし? 服、買ってますか?

前回 に引き続き、ブログを書いてみようと思います。購入品紹介記事。今月も楽しい購買ができました。ぜひともご笑覧あれ。ちなみに、前回のブログに書いた1年間の禁酒宣言、その心は今も保持できております。一滴も酒を飲んでいない。いざいざ。

--
1. 2019SS SANDERS × SOPHNET. Plain Toe Leather Shoes
434639600_1455776981683641_2779733672257662510_n.jpeg 218.94 KB
これは最高。ギンギラギンにさりげなく、ない。素晴らしい出来のレザーシューズを手に入れた。ギラッギラのシルバーです。普段のなんでもない装いにさりげなくプラスしたい一足。それでもずいぶんうるさく主張してくれるのだろうけれど。

434651446_7180961262012813_797813697421348168_n.jpeg 221.82 KB
もう、めっっっっっっっっくちゃカッコいいな。どう考えてもカッコいい。写真はスラックスに合わせたもの。あえてショーツに合わせてみたり、ワイドストレートのデニムパンツに合わせてみたりするのも楽しそう。バリバリにモードをやり切るのもいい。友達の結婚式に履いて行こうと思ったんだけど、それはやめておいた。彼の親族に嫌われちゃうのは嫌だったから。

--
2. 80s BIG MAC Hickory Work Shirt
435086466_431775692718504_12713250362020590_n.jpeg 612.37 KB
ヒッコリー生地を使用して作られた、どーんと大きいワークシャツを買いました。かなり気に入っている。「ヒッコリー」とは、紺地に白のストライプ模様が入ったデニム生地のこと。現場仕事をおこなう人々が着る服(元々は鉱山を掘り起こすような仕事をする方々の服に由来しているのだとか)として、長きにわたって着用されてきたのだそうです。汚れがついても目立ちにくい(本当か?)ことから、労働者たちに愛されてきたとのこと。

着丈は72cm程度。身幅は結構デカく、64cmほど。オーバーサイズでドカンと着る感じが楽しい。ボトムスは綺麗なスラックスを合わせる。ワーク文脈の土臭さ(決して悪口ではない)にシックな印象のアイテムをぶつけてみたい。ジップを少しだけ開けて、首元から華奢なネックレスを見せる感じ。非常に良い買い物でした。

--
3. 90s Hanes BEEFY-T “Intel OVERDRIVE Processor”
435291495_360419143666366_274071933846520463_n.jpeg 267.51 KB
これはもう、思いっきり当てられた。Instagramのストーリーズ広告に出てきて、即購入。完全にインテル入ってます。『Intel OVERDRIVE Processor(インテル オーバードライブ プロフェッサ)』のデザイン。そもそもそれは何なのだ。Wikipediaに聞いてみた。『1990年代に、インテルがCPUのアップグレードパスとして販売していたプロセッサである』と。わからん!

435270932_952156383012766_2202853271784894122_n.jpeg 258.68 KB
背中から、その「プロフェッサ」が、肩を通って前身頃へ。ガチャーンと接着されるようなデザインになってる。写真を見比べてくださいませ。左肩を通っていくのがわかるはずです。これを着て実家に帰ったら、お母さんから『なんかウルトラマンみたいだね』と言われた。ナイスセンス、ナイスツッコミ。全然違うけどな。

--
4. Eddie Bauer Shadow Plaid Cotton Shirt
435303393_1548716422371500_1823076555364294390_n.jpeg 232.23 KB
シャドウチェックのシャツを購入。チェック柄がぼんやりとしていて、なんとも好み。歴史を辿れば、色々あるみたいです。1950年代のバイカーやアーティストが愛用したことで、いつしか不良のアイコンとして知られるようになった、とのこと。齢三十一、そろそろ不良をやっていられるような歳ではないが、服ぐらいはせめて。

435284411_659637899617171_3170042172377752360_n.jpeg 385.82 KB
生地は、厚めのコットン。それこそ先ほど紹介したワークシャツのように、あえて相反するテイスト(シックやエレガンス)のアイテムと合わせてみるのも良さそう。また「元不良です!」と言わんばかりに若々しい雰囲気で合わせるのも面白いはず。ダメージのあるブラックデニムにコンバースオールスター。映画『ロード・オブ・ドッグタウン』のごとく、スケシューを履くのもいいだろうな。煮物みたいな色だね。

--
5. 80s Hanes Fifty-Fifty UNCLE BONSAI “NATURAL DISASTER TOUR” T-Shirt
435741854_1628926581215422_4770492334114811023_n.jpeg 434.75 KB
ものすごく気に入っている。君は『UNCLE BONSAI(アンクル ボンサイ)』 を知っているだろうか。ワシントン州シアトル出身のアメリカのコンテンポラリーフォークトリオ。バンド。結成は1981年。僕は全然知らなかった。だから、知ろうと思い、Youtubeで検索した。


曲のタイトル、ズバリ『Penis Envy(ペニス羨望)』。なんやねん。フロイトが提唱した、女性の心理性的発達理論の一段階なのだそう。悪いけど、ちょっとわからん。『若い女の子が自分にはペニスがないことに気づいたときに不安を経験します。フロイトは、この認識が成熟した女性のセクシュアリティへの一連の移行における決定的な瞬間であると考えました』とのこと。ひとまず、曲の歌詞を読もう。

If I had a penis, I'd wear it outside. In cafes and car lots, with pomp and with pride.
(もし私にちんちんがあったら、外に出してやりたい。カフェでも車の中でも、プライドをもって堂々と)


やめてくれ。めっちゃ笑った。何やってくれてんだよ。

435649056_961168675677966_832654481539874577_n.jpeg 433.63 KB
ちなみにこのTシャツは『NATURAL DISASTER TOUR(自然災害ツアー)』と名付けられたツアーTシャツ。これを「バンドTシャツ」のカテゴリーに入れてしまうの、なんか悔しい。とっても好みです。カフェでも車の中でも、ちんちんを出すのはやめておきましょう。ヘタすりゃ(?)捕まるので。

--
6. -60s Sleeping Shirt(Bulgarian Army)
435746642_1467366323992717_714564576812650583_n.jpeg 468.63 KB
桜が咲く頃でした。このスリーピングシャツを買ったのは。1960年代頃までブルガリア軍が使用していた寝巻き。上下が対になったセットアップで購入したかったのだけれど、それはさすがに “春眠” の趣が過ぎるかもなぁと思い、トップスのみ購入。前立てを紐で開閉する仕様、とってもかわいいなぁ。

435694486_1135926134429304_3803752770030595482_n.jpeg 786.48 KB
陽光のもとでは、しっかりと色が出る。赤糸と白糸の織りによって、桜色のようなカラーが表現されています。いいなぁ。まさしく「春眠」と言いたかったため、尻尾をぶんぶん振りながら購入した。あったかい公園で寝っ転がりたくなる服。春は儚いな。もう今、夏だもんね。

--
7. LANDS' END Moss Stitch Striped Polo Shirt
438485381_1516102739291880_394907457859478901_n.jpeg 434.73 KB
松陰神社前の古着屋『OLIVER』 にて購入した、“いい奴感” がぷんぷん漂う長袖ポロシャツ。それぞれスリーラインでボーダーを表現してる。これ着てる人で「実は極悪非道なんです」なんて人間、絶対いないだろうな。間違いなくいい奴だもん、この服着てる人。

438306523_1379833825988405_4935075959766125454_n.jpeg 306.84 KB
生地は、ポロシャツらしい「鹿の子編み」。購入してすぐに入った喫茶店にて、こっそりこの服に着替えたら、会計時、店員さんが『似合いますね』と言ってくれた。だよね〜。似合うよね〜。

--
8. IN THE BACK by KIBITZ HANDWKS “GREY ALIEN” Ringer T-Shirt
439407318_2363211280545110_1683341681668343037_n.jpeg 263.06 KB
「エイリアンのデザインがあしらわれた服、ちょっと欲しいなぁ」と思っていた(本当に思っていた)ところに、素晴らしいものを見つけた。アーティスト『KIBITZ HANDWKS』 が手がけるブランド『IN THE BACK』 のリンガーTシャツ。

めちゃくちゃ良くない? バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの “ドイツ3大B” 的解釈で、グレイ型エイリアンを表現してる。古着によくあるんです。こういうデザイン

439441614_1782842738785851_2633478082619941664_n.jpeg 517.2 KB
ちょっと怖い。グレイ型エイリアン。どういうふうに着ようかなぁと考える。たとえば、無地の長袖開襟シャツ(薄いイエローとかがいいな)に、ストレートシルエットのデニム。なんでもない革靴を合わせてみたり。いわゆる「いつもの格好」に、ふっつ〜に合わせてみるのが良さそう。これはもう少し語りがいがあるので、きっと直接会った時に聞いてください。30分ぐらい頂きます。

--
9. 1989's “WE BE CHILLIN” T-Shirt
440317238_1499049864368475_8329809922680579889_n.jpeg 302.33 KB
Tシャツは、一目惚れを頼りに購入するものです。そんな強気に言わなくてもいいんだけど。大阪市淀川区西中島の古着屋さん『Këvin USED CLOTHING STORE』にて買った、特大インパクトのプリントTシャツ。“WE BE CHILLIN” と書かれている。「まったりしてま〜す」ぐらいに訳したい。

440113337_7368347069924599_4659962861157743873_n.jpeg 330.38 KB
肩や胸に小穴のダメージこそあれ、それもそれとしてチルな感じで許したい(むしろ良い)。プリントなのか手描きなのか正直よくわからない感じがとっても好き。こんなふうにニコニコ暮らしていけたらいいよね。のんびりしたいね。

--
10. MONCLER Double Bridge Eyeglasses
440386881_1519476541964607_4995880645122281770_n.jpeg 188.04 KB
メガネを買ってみた。視力は生まれてこの方ずっと変わらず「2.0」なのだけれど、というか、だからこそ、メガネに対する憧れが強くある。

これは『MONCLER(モンクレール)』という名のブランドからリリースされていたもの。レンズとレンズを繋ぐ「ブリッジ」が2本あることから、「ダブルブリッジ」と呼ばれているらしい。おじさんみたいでクールだ。

440304372_1480156452573236_2529793305528255952_n.jpeg 97.73 KB
モダン部分(耳にかける棒の終わり)にはブランドロゴがあしらわれている。イヤホンみたいな形。細部にこだわりが見えると、なんだかうれしくなる。ちなみに、まだまだ勇気が出ず、一度たりともかけていない。夏かなぁ。身につけるアイテムが少なくなる夏こそ、メガネをアクセサリー的に着用してみたり。

440317231_1089696602097525_1764578180296758446_n.jpeg 182.36 KB
余談。モンクレールのメガネって、ダウンジャケットみたいなケースに入ってるんだな。惚れちゃった。そろそろ夏なのにね。オシャレは我慢……なのか………?

--
11. 90s FRUIT OF THE LOOM HEAVY COTTON Dave Matthews Band T-Shirt
440592974_800558414907230_6195728894409207848_n.jpeg 218.86 KB
怪しいTシャツが好きです。一歩間違えれば「ダサい」と言われてしまいそうなものが。「きわどい」と表現した方がいいのか、どうなのか。このTシャツは、ロックバンド『Dave Matthews Band』 のマーチャンダイズ。いわゆる「バンドT」です。デザインが秀逸。

440618543_868162518451097_3533057876412277513_n.jpeg 230.51 KB
怖いもん。なにこれ。どこが肩で、どこが胴で、どこが首なんだろう。めちゃくちゃカッコいい。写真の色こそ安定していないけれども、実物は少し薄めの紫に近い色。グレーがかった青、紫。な〜んも考えずに着たい一着です。



--
12. ERA. TWNKL NECKLACE 2.0 SHORT
440683514_343941488262896_7852936102650851129_n.jpeg 597.29 KB
ERA. 』のネックレスを買ってみた。今年の春は、アクセサリーに挑戦しているみたいだな。自分は。自分でも、自分のことは、振り返ってみないとわからない。

440707517_1129274975090029_442503193415826894_n.jpeg 470.64 KB
このブランド、結構面白いです。もともとはジュエリーを中心に展開していたと思うけれど、現在はセレクトショップ的にさまざまなブランドのアイテムを揃えてる。たしかに、自分たちが作ったものとマッチするアイテムは、自分たちがもっとも理解できるのかもしれない。

ことアイテムの話。2mm幅のベネチアンチェーンネックレス。たまに着る無地のTシャツに合わせて、首元にポイントを付けられたらいいなぁと思ってる。華奢だけど主張がある、そのちょうど良い塩梅に惚れました。いいね。

--
13. 休憩

服買いすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


--
14. BORED STRATA Track Jacket(?)
440697641_1520341612027224_187966750195060472_n.jpeg 409.33 KB
お世話になっている先輩が手がけたブランド『BORED STRATA』 のトラックジャケット(?)。主観を頼りに「トラックジャケット」と呼んだものの、そういうのをあまりキッパリ決め切りたくないなぁと思わされるような感じ。ブランドフィロソフィーにちょうど良い文章があった。以下、引用。


“sportという語については、研究者の数だけ異なる主張があります。その中の一説によると、sportとは19世紀から 20世紀にかけて使用されるようになった英語で、語源はラテン語の「deportare」にあるそうです。これは、日々の生活から離れること、すなわち、気晴らしをする、休養する、楽しむ、遊ぶなどを意味します”

440487728_450424440702059_3705153898187555430_n.jpeg 401.58 KB
まさに、そうだよねぇ。特に「袖を前に向かわせる(背を曲げさせる)カッティング」が面白かった。走る際には、およそ全ての人間が、前傾姿勢を取る。それは怠惰な猫背とほとんど同じ角度。勝手ながらにふんわりと哲学を想った。服には大胆な「切り替え」が施されているけれども、そんな、心までキッパリ切り替えなくったって、いいんだよな。たまには楽しく休もうぜ。

--
15. SEVEN BY SEVEN
    3B CASUAL JACKET -Silk / Wool-, IN-TUCK TROUSERS -Silk / Wool-

440539972_917914006776898_4402862070704456559_n.jpeg 478.56 KB440460739_3681024618776256_4328688361376733594_n.jpeg 491.97 KB
今月購入してきた服の中で、特に「主役」と言っていいほどのスペシャルアイテム。スーツセットアップ。最高。購入金額も最高でした(仕事がんばれ〜)。

艶めく生地を見て、もう、たまらなかった。ネクタイを作るために使われる、ジャガード織機を使用して作ったとのこと。すごい。ネクタイ用の機械でスーツを作る。そのシューレアリスム。陽の光を反射してキラキラ光るのがとても良い。

ブランドサイト には『高級感のある素材で敢えてシルク面を裏側にしカジュアルなJKを作りました』とある。だから肌当たりが気持ち良いんだなぁ。凄まじい服作りをしている。ちなみに、パンツの裾に付いてる安全ピンは、裾上げのためのもの(購入店舗のマスター・タテシタさんが付けてくれた)。付けっぱなしにしているのもなんとなく間抜けで可愛いから、そのまま着ようと思う。

--
16. gicipi VONGORA size:4
440969804_1374266000635588_5758530571567328381_n.jpeg 574.27 KB
餅は餅屋、肌着はジチピ。かなり手垢のついた表現だけど、本当にそう思うのだから致し方ない。かなり良い感じです。ジチピのカットソー。もちもち、さらさら。近ごろはオーバーサイズの服を身につけていなかったのだけど、ふと思い立って、ちょっと大きめのものを選んでみた。これがもう、正解でした。めっちゃいいよ、ジチピ。リンクはこちら。

440824964_973426494313150_8382603908753985204_n.jpeg 530.8 KB
広い身幅と、その割に短い着丈。袖は気持ち細め、長め。「ボックスシルエット」のTシャツ。直前に紹介したセットアップのインナーに最適だった。それこそ華奢なネックレスでポイントを作ったりするのも良さそう。夏は1枚で着て、足元に色があるスニーカーなんかが良いだろうな。着倒したら寝巻きにしてもいい。それぐらい着心地が良い。

--
17. 90s FRUIT OF THE LOOM BEST “Eureka Spring Classic in 1993” T-Shirt
441109578_7530193627093571_6558299847688991731_n.jpeg 505.02 KB
カリフォルニア州ユーレカのコミュニティホスピタルが1993年に開催したマラソン大会『Eureka Spring Classic』の記念Tシャツ。絶妙にオシャレ。ブルーのボディにイエローのプリントがよく映える。コットン50% ポリエステル50%の生地、まさしくランニングにピッタリだ。

441040169_1116745596136424_5533691102202935470_n.jpeg 524.41 KB
バックプリントには、ピザハットの協賛が。「走り終わった後にはみんなでピザを食べたのかなぁ」と想像して、なんとなく楽しくなった。ランニング後、ピザパーティー。夏の理想なのでは。バドワイザーのスポンサープリントがあったりなんかしたら、もう、確信犯です。それはもはや「ランニング」を主たる目的にした大会ではない。ビール飲みたくて走ってるでしょう。

--
18. 80s SCREEN STARS “VOLLEYBALL” T-Shirt
441050410_314913211445917_829280492691962559_n.jpeg 880.98 KB
1980年代に作られた『SCREEN STARS』のTシャツ。こちらにも同じく、コットン50% ポリエステル50%の生地が使われてる。“VOLLEYBALL” の “O” がバレーボールの意匠。こういう「名も無きTシャツ」みたいなの、なぜか好きなんだよなぁ。各SNSでは全然反応が無かった。しめしめ。それはつまり、僕だけが好きだってことだ。

--
以上です。えげつないほど疲れました。今月もとことん楽しい購買でした。
もちろん買うのみならず、バッチリコッテリドンドコ着倒していく所存です。

途中にも書いたけど、いや、服買いすぎだろ。マジで。大丈夫かよ。そろそろお店を持ってみたいなぁと思いながら、それでもなんとなく、あくまで一人の消費者でいたいなぁとも思いながら。全力でなんとかしていきたいものです。困ったら助けてね。みなさん。5月も愉快な服装行為を続けていきましょう。