梅雨の最中の晴れ間ですね。


みなさま、積読しておりますでしょうか?


自分は相変わらず積読しております。


「積読」という言葉に抱いた罪悪感を紐解いてみると、それは、せっかく買った本を読み終えられていない後ろめたさなのかなと思いました。


本当にそうでしょうか?本はそんな気持ちで向き合ってほしいと思っているでしょうか?いいや、きっと、そんな狭い器じゃないと思います。

「あなたが読みたいときに読めばいいんだよ」と、もしかしたらあなたの部屋で優しく見守っているのかもしれません。何日も、何年も、何十年も、頁を開かれることを待ちわびながら。



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青春18切符というものがあります(ご存知でしょうか?)。


限られた一定期間内の中で、全国のJR線の普通列車/快速列車に1日乗り放題。5枚綴りで1セット(5日間)になっています。


時間に余裕があって融通が効く大学生が使い倒せるであろうこの切符のよさは、期間内にいつ使ってもいいし、どこで降りてもいいし、何回乗っても降りてもいい。気持ちが赴くままに、目的地だってそのとき決めてしまって。

もちろん鈍行だから時間がかかります。けれど、その “時間” とはなんでしょう?例えば6時間と決められた制約の中で、行って帰ってきての、そんなパッケージされた時間を求めているのでしょうか?

おそらく、それは旅ではないと思うのです。

どこにでも行けるかのような自由と権利を持ち合わせているからこそ、わくわくしてしまう。すべての権限を自分が握りしめて道を切り開いているような、あの感覚。


この “わくわくする” という根幹は “予想外の出会いが待っている” 、という意味に他なりません。

本だって切符と同じようなものです。好きなときに、好きなだけ読んでもいいし、気のむいたまま読み進めていけばいい。頁を開くまでは思いもよらなかった展開がきっと待っている。

そう、これは旅なんだと思います。



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今日もまた、部屋の片隅にある積読と向き合おうと思います。おそらく明日も向き合うことでしょう。


むしろ、この行為にこそ意味があって。寝る前の楽しみの一つにすら、なっていて。

何ページ読めるかなんてわかりません。途中で眠ってしまって、どこまで読んだかわからなくなるかもしれません。


でも、それでいいと思うのです。予想通りの世界を冒険することでもなく、思いも寄らない出会いに出くわしたいのですから。

家の中にいながら、こんなに手軽に見たことのない世界に飛び込んでいけるなんて。

そう、これは旅なんだと思います。



あなたの積読ライフが良き旅になりますように。



※今朝、思い立って書いたnoteをベースに、思い切って投稿してみました。