本書の本筋とは少しズレてしまうのですが、以下のQ&Aが非常に秀逸だったので、このブログでも引用してご紹介してみたいと思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/4480864687/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_Uf1SEbDNRRHJ3
ー引用開始ー
Q. 信頼できるパートナーを見つけるためのアドバイスが欲しい。あなたは従業員やアドバイザー、パートナーのどこを見るのか?
A. これは数百万ドルの価値がある質問だ。ビジネスのパートナーシップというのは結婚と同じだ。正しいパートナーを見つければ、人生は天国だ。だが間違ったパートナーだと地獄になる。
ラッキーだったのは、私が出会ったパートナーが結果的に偉大なパートナーに導いてくれたことだ。悪いアドバイザーに出会ったことがよいパートナーとの出会いにつながった。
パートナーを探している時にすべき大切な質問は以下の二つだ。
1 私はよいパートナーだろうか?
2 よりよいパートナーになるためには自分は何をすべきか?
ー引用終了ー
僕はこの部分を読んだ時、自分の頭をガツンと殴られたような気持ちになりました。
きっと今、激変する世の中のなかで、自分の「パートナー」に対し不平不満を抱えているひとは増えていると思います。
コロナ前とコロナ後で状況が大きく変化し、パートナーに求めるニーズ自体も変わってきているのが、その大きな要因だと思います。
これは、モノであっても、ヒトであっても、全く同じことが起きているのではないのかなと。
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そして、どうしてもこんな緊急が切迫しているときは、近視眼的になってしまいがちです。
「あれもしてくれない…」「これもしてくれない…」
そうやって相手の欠点ばかりが目について、どんどんイライラが募っているのではないでしょうか。
でもふと冷静になって、我に立ち返ってみると、どうでしょう?
自分は、相手にとってより良いパートナーになれていますか?
コロナ前までは、良いパートナーだったかもしれないけれど、果たしてコロナ後はどうでしょう…?
自分と相手だけの「関係性」の中で判断するのではなく、もう一歩引いて、俯瞰的に眺めて判断してみる。
自分は相手にとって「良いパートナー」であると、胸を張って言えるでしょうか?
もちろん上司と部下のような、上下関係の中でも全く同じことが言えると思います。
きっと多くの方の答えが「ノー」でしょう。
これを書いている僕だってそうです。
この2ヶ月だけを振り返ってみても、反省するべき点は山ほど見つかります。
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ここで落胆してしまうのではなく、じゃあ「良いパートナー」になるためには、いま自分は何をするべきなのか?
それを今から徹底的に考えましょう。そしてそれらを淡々と実行すること。
そうすれば、こんな状況下であっても、自然と道は拓けて来ると僕は思います。
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「相手が間違っている」とイライラしてしまうのではなく、まずは自分が相手にとってより良いパートナーになる。
それは例えば今のような状況だったら、給付金や融資を受けるために対応してくれる窓口(電話先)の一期一会の役場職員さんに対してだって、そうです。
こんなときだからこそ、「良いお客さん」になることを積極的に意識してみるのも大事なのかもしれません。
参照:最良の消費者になることが、最良の生産者になる秘訣。 http://inkyodanshi21.com/lifestyle/10390/
いつもこのブログを読んでくださっている皆さんにとっても、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。