アドベントカレンダー
12月18日を担当するatsukoです。
揺れ動く時代の中で、
人生はじめてのマタニティライフと出産を経験。
転勤族の妻として、母として、これからどうやってキャリアを積んでいこう
働くの真ん中をずっと模索している1年でした。
「30代はものづくりに捧げたい」
この数日で
自分の中から湧き出てきた
今の素直な気持ちです。
大好きなものづくりは趣味。
ものづくりでは稼げない。
やっても副業でのんびりと。
こうやってずっと自分に言い聞かせ、
制限をかけながら革作家の仕事を
していた気がします。
トライアンドエラーを繰り返しながら
これからの働き方と本当にやりたいことを
模索したを2020年の足跡を
ここに残しておきたいと思います。
◼️️️️️️️️️️️️︎変化の年
〜3月 小学校英語講師として勤務
4月 主人の転勤のため退職
兵庫から大阪へ
5月 ステイホーム 革の仕事
6月 ステイホーム 革の仕事
7月 臨月・里帰り
8月 出産
9月 赤ちゃんとの暮らし
10月 パートナーの育休スタート
11月 就職活動開始
12月 就職先が見つからず自信喪失
仕事も、住む場所も、家族構成も。
振り返ると変化の1年。
◼️️️️️️️️️️️️︎「これかも?」を片っ端からやってみた
我が子はたまらなく可愛いし
今しか味わえない母としての役割も全うしたい。
でも、自分の時間と家族の時間、バランスよくとりながら、働く人としての自分も成長させていくことが私にはあっている気がします。
とはいえ、なんの仕事がしたいのか
どうもはっきりしない。
これかも?をいろいろやってみました。
マタニティ期間中は、オンラインで英語講師ができないかと数回試みたけれど、赤ちゃんとの生活を考えると現実的でないことに気づきフェードアウト
ものづくりへの思いに共感したブランドで働いてみたいと足を運んでみたけれど、私がしたいのは接客業ではないことに気づく。
これまでの教員経験を活かせそうな教育系の企業にも3社ほど応募。一次面接どまり。
転勤族であること、0歳の子供がいて残業はできないこと、32歳であること、こんな条件で就職できる会社になかなか出会えず。
不採用になるたびに、自分の過去の選択を否定したり、世の中に必要とされない自分の40代を想像して絶望したり、英語力も革の仕事のスキルも中途半端である何者でもない自分にがっかりしたり・・
「小学校の先生としてキャリア積むしかないか」なんて思いも出てきたけれど、こんな投げやりな気持ちでできる仕事じゃないことはよくわかってる。やり切ったと一度区切りをつけて退職したところにもどるのは違う。
最後に残ったのが、
3年間ひとりで細々とやってきた革の仕事。
飽き性の私が続けてこれたのは
作ることが好きだから。
ポジティブな消去法。
◼️️️️️️️️️️️️︎「ちゃんと」を手放す
正社員としてちゃんとした会社に就職しないと。
教育に捧げた20代のキャリアを活かさないともったいない。
転勤族だから、キャリアを積んでおかないと。
過去と未来の「ちゃんと」を手放して
自分の内側に目を向けたら
なんだか楽になりました。
ものづくりの仕事に
エネルギーを注いでみたくなりました。
◼️️️️️️️️️️️️︎「ギブネス」で見つけた自分の真ん中
たまたま妹に教えてもらった「giveness(ギブネス)」という言葉
givenessとは造語で
「自分が最も価値のあると思うことを無料で提供すること」
10月にgiveness week(世界無料週間)という世界ではじめてのムーブメントがあることを知り、マタニティ期間中、時間にゆとりのあった私も参加することにしました。
自分にとって価値のあると思う
エチオピアレザーのコースターを手縫いで100枚作り、ほしいと言ってくださった方にプレゼントしました。
お金のことは少し横に置いておいて、
ギブネスチャレンジをして気がついたことは
「私が作ったものを喜んで使ってもらえることが、一番の喜び、何よりの報酬」ということ。
「くらしを豊かにするものづくりがしたい」
それが私の真ん中だと気づかせてくれた
チャレンジでした。
◼️️️️️️️️️️️️︎そうはいっても
生活をするために、続けるために、
ある程度の収入はほしいというのが本音。
会社に属さずにやっていく不安もあります。
エチオピアのレザーという素材に出会い、
道具はあるので、スキルは磨いていきます。
ただ、これまで公務員だったということもあり
商才が全くない私。
ブランディングのこと
コンセプトやストーリーの伝え方
写真の撮り方
ホームページの作り方
値段設定
開業届や税金のこと
などなど
アドバイスしていただける方、
相談に乗ってくれる方がいたら嬉しいです。
◼️️️️️️️️️️️️︎これからの働き方
20代の時のようにがむしゃらに働くだけではなく、
働くことで、自分をもっと好きになったり、新しい出会いがあったり、心に響いたりする仕事をしていきたいです。
そして心身ともに健康で充実した暮らしの上に、仕事というのは成り立つのだとも思います。
自分も家族も大切にしたい。
うまく折り合いをつけながら、
しなやかに働く母を目指したいです。