どうしても僕らは、幸せになるためには、悩みをすべて無くさなければいけないと思いがちです。
でも実際は、生きている限り悩みは尽きません。
本当に大切なことは、悩みを無くそうと努力することではなく、その悩みを観察できる人になることなのだと思います。
今日はそんなお話を少しだけ。
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自己の悩みを観察する方法は、もちろんなんでも構いません。
自分に合った方法を探してみればいいと思います。
それこそ、この世には先人たちの教えが無限に存在する。
人によっては、紙に書き出してみることが自分に一番あっている人もいるでしょう。
ほかにも友人や家族に相談してみる、
書籍と向き合う(過去の偉人に相談する)、
内省の時間をつくる、
などなど様々な方法があるかと思います。
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ここで大切なことは、悩みから逃げないこと。
悩みを恐れ、それから逃げ続けてしまうと、それはドンドン大きくなって背後から追いかけてきます。
淡々と向き合って、観察してあげればいい。
そうすると自然にその悩みは消えていき、また新たな悩みが浮上してきますから。
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大切なことなので、もう一度繰り返したいのですが、生きている以上「悩み」は尽きません。
どうやらこれは古今東西、人類普遍の原理のようです。
なるべく早いうちに「人間とはそういうものだ」と割り切ってしまいましょう。
悩みから完全に解放された人間など存在しない。
それはすなわち「死」を意味してしまう。
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でも、そんな人生の中でも「苦悩」から抜け出せた人たちは一定数存在する。
全く文脈は異なりますが、先日こんなツイートをしてみました。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1236247079397163008
悩みも全く同じだと思います。
人によっては「命を断つか否か」そんな決断に迫られるほど重たい悩みであっても、悩みを観察する人になることさえできれば、その体験さえも、投資のように未来の糧にできてしまう。
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悩む人から、悩みを観察する人へ。
悩みからは、逃げようとしない。
いま僕が思う、苦悩から抜け出すための最善の方法です。
そんなことを考える、今日この頃。
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。