お金を増やす方法は、この世の中に3つしか存在しないと言われています。

それが以下の3つです。

1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.運用利回りを上げる

そして、世に溢れる「お金に関する本」は、この3つに大別されると言われています。

この話を一番最初に読んだのは、確か橘玲さんの本の中だったと記憶しています。

参照:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)

https://www.amazon.co.jp/dp/B0746CMBJD/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_NjZWEbZYYTZ5E

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僕自身、audiobook.jp内でポッドキャスト番組『お金と人のないしょ話』を始めてからは、より一層お金に関する本を読み漁るようになりました。

今まで数百冊以上お金に関する本を読んできだと思いますが、実際にその通りだと実感しています。

そこで、ふと気づいたことがあります。

世に溢れる自己啓発本やビジネス本も、突き詰めれば、以下の3つのことしか書いていないなあと。

その3つとは、

1.自分が好きなことに集中する。(成功を増やす)
2.苦手な部分を改善する。(失敗を減らす)
3.新しい挑戦をする。(成功源を増やして、成功を増やす)

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いまさら僕がここで具体例を挙げる必要もないと思いますので、本当にそうなのか気になる方は、実際に書店のビジネス本コーナーに足を運び、それぞれジャンル分けしてみてください。

きっと、この3つのうちのどれかに分類できるはずです。

どうやら人間はこの3つに注力することができれば、幸福感を感じやすいようです。

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それでは、なぜそれぞれの著者の考え方が対立してしまうのでしょうか?

その理由は、それぞれのスタンス(主軸に置いている部分)が異なるからです。

お金に関する話で言えば、

収入を増やす派、
支出を減らす派、
投資して利回りを上げる派、

がそれぞれ対立しているのと全く同じ構造です。

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しかし、読み手である僕らにとっては、結局のところこの3つに対してバランスよく注力していくことが、人生をより良くしていくための秘訣となるようです。

「あっちが正しくて、こっちが間違っている…!」など無駄な争いをするのはあまり得策ではなくて、この3つの事柄に対して、それぞれ淡々と注力していくことが何よりも重要になる。

そのためのヒントや考え方を得るための手段として、それぞれのスタンスに特化した著者からアドバイスを受け取るような形で本を読むのが一番良い読み方だと僕は考えます。

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いま、自分は何を学んでいるのか?

そして、どの部分を鍛えようとしているのか?

それを明確にした上で、学んでいくことが何よりも大事なことなのかなと。

今日のお話がひとつの考え方として、いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、何かしらの参考となったら幸いです。