「これからの◯◯」を考えるときに、「これまでの◯◯(マジョリティだったもの)」を一度考えてみた方がいいと思っています。

じゃあ「これまでの会社員」はどうだったのか?

思うに、忠犬ハチ公のような忠誠心の強い企業戦士が尊ばれた。

時代の進む先は明確で、売り上げ拡大、規模拡大が最優先でした。

そういうときに求められる人材は、作られた事業計画を忠実に再現してくれるひと。

なぜなら、エンジニアリング方式で事業を作っていくから。

参照:‪ボトムアップ型のDIYでつくりだす。なぜブリコラージュ的な発想が、いま重要になってきているのか? http://inkyodanshi21.com/wasei/8679/ 

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一方、「これからのフリーランス」はどうなっていくのかを考えると、求められるのは忠誠心ではなく、偶発性のような気がしています。

そのときに活躍するのはきっと、突然現れては、またフラフラと消えていくような野良猫のような存在。

その猫を可愛がっていると、何か思いがけないものを拾ってきたり、後をついて行ってみると、見たこともないような世界に連れていってくれたりするような。

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この先行き不透明な時代に、企業の経営陣も何か新しいヒントはないかと必死で探しています。

そのときに、フラッと現れては、ヒントを与えてくれるような存在は、尊ばれるようになるのではないかなと思うのです。

エンジニアリングの対極にある、ブリコラージュに寄与するような存在ですね。

参照:‪今、目線を与えてくれる人がおもしろい。 http://inkyodanshi21.com/blog/9591/ 

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そんなフリーランスが世の中に増えてくると、この社会はもっともっと面白くなってくるのではないかと、僕は思っています。

そんなお話を昨日のイベントでもお話ししてみました。

https://twitter.com/SsfRn/status/1187371412450955269

後日、イベントレポートもWasei Salon内で公開される予定です。

どうぞお楽しみに!

今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、なにかしらの考えるきっかけとなったら幸いです。