今の時代、「正義」は放っておいても勝手に台頭し、暴走する世の中だと思っています。

だからこそ、それぞれが信じる正義が暴走しすぎない世の中をつくり出すことが大切だと考えています。

そのために、自分は全力を尽くしていきたい。

自分で起業したにもかかわらず、僕には「自分はこうしたい!」がない理由(自己の正義を社会に対して振りかざすことがない理由)も、まさにここにあるような気がしています。

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以前、何かの本で読んだのですが、「正義というイデオロギーが、一番たくさんの人間を殺した」と書かれていたのを読んだことがあります。

歳を重ねれば重ねるほど、この話は間違いなくそうだったんだろうなあと思わされる機会が増えてきました。

現状に対して不満をあらわにし、それらに反旗を翻し、何か理想とする頂点を目指してそれ以外のものを排除していく。

そうではなく、本来そこに存在している生態系を守っていくようなイメージ。

その生態系が循環できる状態を常に守ろうとするスタンスこそ、僕が本当にやりたいことなのかもしれません。

参照:‪地域コミュニティに適した生態系とは? http://inkyodanshi21.com/lifestyle/12419/ ‬

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だからこそ、そのためには自分の正義の立場も、何度変えたっていいと思っています。

そこに一貫性がなくても、一向に構わない。


過去に「悪」だとされていたモノ・コト・ヒトだって、生態系を守るためなら容認していきたい。

僕が目指したいのは、いつだって誰にとってもその生態系から生まれる”循環”を心地よく感じ取れる空間だからです。

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そしてこの「心地よさ」は、時代ととも変化していくはずなんですよね。

常にそのバランスを見定めながら、今に適したバランス(中庸)がどこにあるのか探り続けたい。

それが株式会社Waseiの事業(メディアやオンラインサロン事業)を通じて実現したいことのひとつです。

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なかなか言語化しにくくて、理解もしてもらいにくい感覚かもしれませんが、いつもこのブログを読んでくださっている方にはきっと理解していただけると思い、今日のブログに書いてみました。

みなさんにとっても何かしらの気づきや発見につながっていたら幸いです。