タイトルは、先日観た大河ドラマ『天地人』の中で、上杉謙信が直江兼続に言った言葉です。

どうしても僕らは、「迷うこと」を嫌います。

迷うことは、それ自体が悪であるかのように思ってしまいがち。

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たとえば最近、Wasei Salonの中では定番となったイベントに「ディベートイベント」があります。

参照:

毎回、このイベントの最後には「どっちが正しいのか、わからなくなってしまいました…。」という嘆きの感想が出てきます。

議論を終えたあとの清々しさと、半分困惑した表情が入り混じり、なんとも言えない「迷い」がそこに見て取れます。

でも、僕はそれでいいのだと思うのです。

迷うことは決して、悪いことではない。

上杉謙信が言うとおり、「迷うからこそ、己の義が見えて来る」のだから。

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信頼のおける仲間たち(謙信にとっては家臣たち)と徹底的に議論を交わし、迷いに迷った挙句、ひとりで洞窟に籠り瞑想をすることで、謙信はその答えを導き出していました。

謙信は言います。「まことの義を見つけ得る者があるとすれば、その者は、己との戦いの孤独の中に身を置き、瞑想を続ける者」だと。

僕も32年間生きてきて、この主張には心の底から同意します。

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絶対的のように見える正しそうな答え(力強いリーダー)を求めて、フラフラと彷徨い続けることはもう終わりにしよう。

本当に大切なのは、迷うこと。

そして、その迷いから生じる「問い」をもとにして、信頼できる仲間たちと徹底的に議論を交わし、その結果、さらに心の底から迷い続けることです。

そのあとは、ひとりだけの時間をつくり出し、瞑想する(考える)時間をつくること。

そうすることで初めて、自分自身が進むべき道(己の義)がハッキリと見えてくるのだと思います。

そのための議論する場として、このWasei Salonを活用してもらえたら、これ以上ない喜びです。

今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、何かしらの参考となったら幸いです。