30歳は中堅でしょうか?誰かから見たら先輩で、誰かから見たら後輩でもある。そう捉えれば、そうとも言えるのかもしれません。

100ptマーケットでは、お声がけいただいた方の内なる声に、耳を傾ける対話を実践させていただいております。

https://wasei.salon/blogs/3f0da15e68be


親身になって話を聞いて、自分にできることはないか?と自問自答しては「こんなのどうでしょう?」と一生懸命に話してみる。


もしかしたら見ようによっては、偉そうに無責任に言いたいことを言っているだけなのかもしれません。「必ず成功しますよ!」なんてハウツーでもないので、最低限の作戦会議。けれど、終わったら最大限に活用できるように、すこしでも体温をこの時間に預けられるように。

「アドバイス」だなんて口が裂けても言えなくて。聞いた分、話して、また聞いて、まるで雑談でありこれこそが対話。「話させてもらっている」だけなんです。



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悩んでいるときは誰だって自己を肯定できなくなっていて、だから自己を肯定できている人に話を聞いてもらい、その「自己肯定力」を受け取る。

けれども誰だって、はじめから「自己肯定力」を持っていたわけじゃなくて。

自分だって、一生懸命に/ハングリーに「がんばらないと、強くならないと」と唱えながら一日一日を生きていた時代がありました。


仕事もうまく達成できず、お客さんからも先輩からも叱咤激励を滝のように浴びて。こんなときは激励よりも「叱咤」ばかりが残ってしまい、追い打ちをかけるように自分で自分を否定する。


「あぁ、誰かに肯定してもらえたら」声に出しては言えないこの言葉が何度よぎったでしょう。そんな願望を抱えながら、機会があって引っ越したシェアハウスでは、思わず肯定されることになりました。

「そのままでいいと思うよ。難しい顔してもったいないよ。楽しそうにしている方が絶対にいいよ。」


そんな肯定の嵐が、滝のような否定を覆い尽くしてくれました。


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まるで否定はマイナスで肯定はプラス。プラスになれたならば、次は自分の番だと思っています、恩返し。

すべてはタイミングとコンディションで、出会うタイミングがすこしでも違えば、自分は話を聞いてもらう側だったのかもしれません。心の状態をうまくコントロールできずに、聞くことなんてできなかったかもしれないのだから。


連れていってもらったに過ぎません。

100ptマーケットを実践することになったのも、こうやってブログに書くに至ったのも、選んでか選ばずしてか。だからこそ、連れていくことはできます。自分が一人称で見てきたすこしでも明るい景色へと。強引にではなく、さりげなくでいいから。

フィジカル / ビジュアルで旅行に行けなくとも、未開の地へと思考を広げることができます。

やわらかく、しなやかな旅ではございますが、これからも続けてみたいのです。