先日、このWasei Salonも利用させてもらっているコミュニティプラットフォーム・オシロさん主宰で、スポーツメンタルコミュニティSpaceのコミュニティマネージャー 加藤文香さんの勉強会が開催されました。

これが本当にとっても良かったです!

これは、オシロさんのコミュニティプラットフォームの運営者だけが集まる、コミュニティ運営者限定の勉強会なので、具体的なことは何一つここでは語ることはできないのですが、本当に参加してよかったなあと思います。

で、今日は、このようなオシロさんの勉強会が、僕らコミュニティ運営者にとって本当にありがたい仕組みだなあと改めて強く実感したので、今日は少しだけそこで得られた個人的な気付きや発見をみなさんとも共有してみたいなと。

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この点、僕らが行っているようなコミュニティ運営というのは、伝統産業なんかとは大きく異なり、どうしても荒野を一人で開拓しているような気持ちになってしまうこともしばしばです。

前例が少なく、自分たちが進んでいる道、歩んでいる道が本当に正しいのかどうかさえもわからないような状態に陥りやすい。

会社運営や自治体運営などなど、似たような共同体の先行事例を観ながら、コミュニティ運営の先人たちの学びをあの手この手を使って必死で学び取り、それを自分たちの活動に生かそうとはしてみるのですが、やはりまったく同じ座組や目的ではないため、完全に当てはめることは不可能です。

まさに、誰もいない荒野をコミュニティマネージャーの長田さん、若月さんと僕の3人で、さまよっているような感じなんですよね。

もちろん、これは決してネガティブな話ではなく、自ら好き好んでそのような挑戦を望んでしているわけだから、それが嫌ではないです。

だけれども、やっぱり道が二股にわかれたときに、選ばなかったほうの道の先に、一体何が存在したのかなど、タラレバではありつつも気になる点が多いのも事実です。

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このときに、同じくオシロというコミュニティプラットフォームを用いている他のコミュニティの事例を、共有してもらえるのは本当にありがたいことで。

もちろん、うまくいったことだけではなく、うまくいかなかったことなんかも含めて、その気付きや発見を共有してもらえる場所は、本当に貴重な機会だなあと感じました。

この点、スポーツメンタルコミュニティSpaceさんの場合は、運営期間も5年目で、僕らWasei Salonとも非常に似ているようなフェーズ感でもあり、さらに、メンバー数なんかもとても近かったです。

それゆえなのか、勉強会の中で、コミュニティマネージャーの加藤さんが語ってくださっていた、運営側で抱えている課題感や問題点なんかも、非常に共感するものばかり。

なんなら「僕たちの話をしてくださっているのかな…?」と思うぐらいに共感できるものばかりでしたし、それが本当にとっても参考になりました。

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で、なによりも、そのような悪戦苦闘の話を聞かせてもらえるだけで「強く励みになるんだ…!」という発見ができたことが、個人的にはものすごく大きかったです。

言い換えると、何か具体的に、自分たちにこの施策が活かせそうということだけではなくて、同じような状況に置かれていて、同じように悪戦苦闘しながらも、今もこのオシロを用いて、頑張っているいるひとたちがいるということを知れただけで、ものすごく励まされたんですよね。

コミュニティとして目指していきたい世界観や方向性がしっかりと存在していて、その北極星に向かって、毎日淡々と歩みを進めているのは、決して自分たちだけではないのだ、と。

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そして、その中で一番大事なこと、一丁目一番地は「何よりもメンバーさんのためになることを考えていらっしゃるということ」それが、お話の随所から本当によく伝わってきました。

だからこそ、5年間もずっと続けてくることができたんだろうなあと。

特に印象に残っているのは、コミュニティマネージャーの加藤さんが、ご自身のコミュニティのメンバーのことを「ファミリー」という呼称で呼んでいたことです。

確かに、メンバーさんとは次第に親近感も湧いてきて、ファミリー感が増してくる感覚は非常によく理解できる。

そのような言葉選びなんかも含めて、話し方の節々から、加藤さんたちのコミュニティ運営への向き合い方や、その志しみたいなものが、本当に心の底からなんだか素晴らしいなあと思いました。

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さて、ここでオシロさん全般の取り組みの話に戻すと、これからのプラットフォームビジネスにおける強みや差別化できることって、きっとここなんだろうなと思います。

具体的には、このような勉強会を定期的に開催できるかどうか、です。

一般的なプラットフォームの場合、サーバーが落ちたり、バグがほとんどなければ、それを利用しているユーザーとのコミュニケーションや彼らへの継続的な配慮は不要だと思っている場合が多いです。

なんなら、できるだけお問合せフォームやチャットお問い合わせなど、できる限り人間性を排除する方向に向かいがち。電話やZoom対応さえ、応じてくれないこともしばしばです。

また、プラットフォーム企業が主宰で勉強会を開催するにしても、いわゆるセミナー形式や、著名なゲストを呼んで講演だけをしてもらって、勉強会をやってる感を演出しているだけの場合も多い。

それよりも、新規ユーザーや、新規の有料プランを獲得することがなによりも重要だから、もっと見込み客となりそうな、新規の企業の広報やマーケティング担当のひとたちを呼び込み、そこで彼らの連絡先をゲットすることが一番の目的となってしまっている状態はよく散見されます。

株式会社は営利目的でもあるから、それ自体を否定はしないけれども、それだけだと既存のユーザーからすると、結構寂しいものがあります。

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でも、オシロさんの場合、僕らが向いている方向性や、つくりたい世界観など、もっと親身に寄り添った形で勉強会を開催してくれる。

Wasei Salonのためだけの定例MTGも、6年が継続した今でも、ずっと定期的に行ってくれています。これが一体どれだけすごいことか。

あまり適切な言葉ではないかもしれないけれど、日本マクドナルド創業者の藤田田の言葉を借りると「釣った魚にも、丁寧に餌を与えてくれる」。

それが何よりも、本当に信頼に値するなと。

それこそが、オシロさんが自分たちのプラットフォームを通じて、本気でコミュニティ文化を耕していこうとしている、そんな姿勢が一番伝わってくるところだなと思います。

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また、経営判断として、そこに予算と人員をしっかりと割いて、且つその取り組みに対して、オシロの社員のみなさんも、本当に楽しそうにこの勉強会に対して取り組んでいることが何よりも素晴らしいことだなあと思います。

「上司に言われたから」という理由でタスクのようにこなしていない。彼らもやりたくてやっているということが、はっきりと伝わってくるんですよね。

そこに、人の暖かさや愚直さ、ときに暑苦しいとさえ感じてしまうほどに、メラメラとした熱量を感じられる。

「自分たちのプラットフォームを使ってくれる運営者たちを、絶対に勝たせるぞ…!」みたいな熱意が、ちゃんとコミュニティ運営者の僕らにも、ひしひしと伝わってきています。

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だからこそ僕は、SUSONO時代から計算すると、もう7年以上ずっとオシロさんを使わせてもらっていることになるんですが、これからもずっと変わらずにオシロさんを使い続けていきたいなあと思うんですよね。

もちろん今日のこの記事だって、別にオシロさんに頼まれて書いているわけではなく、本当に僕自身が強く感銘を受けたから勝手に書いているわけで。

僕自身、インターネット上での活動も本当に長くなってきて、noteやVoicyなどなど、国内発の様々なプラットフォームにも自ら直接触れてきて、数々の素晴らしいプラットフォームのコンテンツクリエイター側に向けられたリアルイベント施策自体を何度も味わってきましたが、個人的には、オシロさんのこのスタンスが一番好きなあり方かもしれません。

なので、これからも引き続きオシロさんのことは全力で応援していきたいし、勉強会にも積極的に参加していきたい。

それが結果的に巡り巡って、Wasei Salonのメンバーのみなさんに対しても貢献できる形になるかと思っています。

いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考となっていたら幸いです。