昨日、こんなツイートをしてみました。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1369851076724228099?s=20
自己の信念を貫くための質素倹約は、いくらでも娯楽に変わりうると思います。
限りある資源の中で創意工夫すること、それ自体が楽しくなるフェーズが必ずやってくる。
しかし、物質的な豊かさを満たし続けるために、自己の信念に反し続けることは、ストレス以外のなにものにもならない。
そのストレスを解消するために、またさらに贅沢が加速してしまうだけ。
そうやって、負の無限ループにはまってしまうことになります。
社会人を10年経験し、改めて自己の経験を通して確信したことです。
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きっとここでも昨日のブログに書いた内容と同様に、
「なぜ自分は仕事をするのか?」という問いが非常に重要になってくるのだと思います。
https://wasei.salon/blogs/e3bae6e54ace
「生活のために仕事をしなければいけない」という誰もが納得してくれる理由を隠れ蓑にして、
そのことと向き合う(考える)ことから逃げ続けてはならない。
健康で文化的な生活までを手に入れることができたら、そのこと自体に感謝して、次は自己の信念を深めるために、徐々に自分の時間とお金を使い始めてみる。
そうやって、さまざまな実験を繰り返しながら、その時間の中で得られた唯一無二の感覚を、しっかりと自分以外の他者にも伝えていく。
それはいま隣にいるひとから始まり、家族に、社会に、そして未来に向けて。
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そうすることで、とても不思議なことではありますが、同時に自分がこれまでに与えられてきたものに対しても自然と自覚的になってくるはずです。
これがまさに「贈与」に気づくという感覚なのだろうなあと。
https://wasei.salon/blogs/a821f8047e31
解放される「自由」ばかりを追い求める昨今の社会の風潮の中で、自分がどれだけ大きな「循環」の中に存在しているのかに対して自覚的になっていくこと。
そして、その大きな循環の中にいることに感謝の念を抱きながら、次世代に繋いでいくために、自分もその役割を自発的に担っていくこと。
他者から押し付けられた責任は、苦役でしかないですが、
自分から背負うと決めた責任は、生きがいになります。
これから日本ではさまざまなものが音を立てながら壊れ、そして消滅していこうとしていく中で、今とても大切なことだと思います。
いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの考えるきっかけとなったら幸いです。
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https://twitter.com/WaseiSalon/status/1366266281935052800?s=20