2020/12/20 00:17
関係性と利便性の天秤をかけた働き方の行き先
ベスです。
今年も二週間で終わってしまうとのことです。
嘘でしょ!?と思いますよね。
「働く」の一年を総括する。そんな機会としても今回の企画はぴったりですが、私はあえて特別感はないトピックで書いていきたいと思います。
現在紆余曲折があり転職活動をしているため、以下の質問をされることがあるし自分でも考えています。
「仲間とどのように働きたいですか?」
まったく一人で働くってことは(なおさら会社員であれば)なく、別部署や別会社の関係者と一緒に働くってことがほとんどですよね。
働くスタイル大きく変わった今年において、場所の制約が減った半面で仕事のやりずらさも感じてきました。
例えばの私の経験をご紹介しましょう。
今の仕事は、すでに始まっていた大規模プロジェクトに途中からジョインするかたちでした。
初日に出社してPCの設定をして簡単にプロジェクトの概要について説明されました。昼すぎには「じゃ、夕方にZoom会議があるのでそれに間に合うように帰っていいよ」と一言。
まじか、と面喰いました。
そこからは完全リモートで仕事をしています。
コミュニケーションに関しては、
・チャットツールによる文字の会話
・たまに直接会話するためのZoom
・関係者が集まって実施するZoom会議
の三種類で実施してます。(Zoomはビデオオフです)
これを3ヶ月ちょいやった感想としては、ちょっと辛い、です。
これらの状態でどんな障害が個人的に起きたかというと、仕事の理解度が遅くなり、わからないこと積極的にききにいきずらくなり、タスクに着手するまでのスピードがものすごく下がりました。
簡潔にいってしまうと、味方もいないと思ってしまいました。
一緒に仕事しているのが、声しかきいたことがなく会ったこともない人。雑談をするわけでもないからどんな人かもよくわからない。文字のやり取りが中心で、怖く感じてしまう。
この事象は今も解決されることはなく、結局はこの環境から逃げようとしています。
つまりは「合わなかった」ということです。
今年の新卒入社の人や大学の新入生はさぞかし苦労されているのではないかと思います。それでも頑張っている姿には敬意しかない。
さて、理想論の話に戻ると、リモートとオフラインでの仕事どちらかだけがいいとは考えていません。
毎日会社に時間通りに行くために、台風の日も雪の日も満員電車に乗るような生活も好んでいません。
それぞれに一長一短があるため、いいとこどりでいいと思うのです。
ハイブリッド(週〇出社)でもいいし、途中からフルリモートでもいいと思います。ただし、入社時やプロジェクト開始時のチームビルディングが必要なタイミング・要所要所の大事なタイミングでは顔を合わせて話をすること以外に効果的な方法はないと強く感じるわけです。
一緒に仕事をするのに顔も知らないって、あまりに人の血が通っていない。
いつかのブログで「自分を殺さずに人と仕事がしたい」と書いていた通り、その人をすべてではなくともわかったうえで仕事がしたい。
単に言われた通りに業務をこなすのは、すぐにできることです。
けれどもタスクを超えて事業や会社をどうしていきたいか、皆で考えて意見を出してコミュニケーションを取っていく。そしてお互いを知りお互いを尊重したうえで最適解を見つけていく。
これが自分にとっての「働く」な気がしています。
お、きれいにまとまった。
といったところで、来年はまた違った環境で違ったことを感じるかもしれません。そのときにはまた記録に残していきたいと思います。
よい年末を。