こんにちは、はちこです。本名は、ゆりです。

はちこってTwitter上でのニックネームなんですが、響きが良いでしょう。 なかなか気に入ってるんです。
でも今日は、Wasei Salonで名乗っている、本名「ゆり」として、文章を書きます。

いつか本名で、包み隠さず発信も仕事もするぞ!というのが私の夢。(今の会社は副業NGのため)
オンラインコミュニティで本名を名乗るというのはちょっとしたチャレンジですが、なんだかワクワクしています。

今日のテーマは「この1年の働くを振り返ろう」です。

2019年を振り返ってみて、仕事への向き合いかたが大きく変わった瞬間について、書こうと思います。

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まずは簡単に、仕事の紹介をさせてください。

私は、二足のわらじを履いています。
1つ目が、金融系メガベンチャーの企画営業。そしてもう一つが、心理カウンセラー。

それぞれの仕事の説明は割愛しますが、あまりに業界が違うことに驚く方も、おそらく多いのではないでしょうか。

正直なところ私にも、二つの仕事の間に脈絡というものを感じられない時期がありました。
自分でそれらを選んだのに?と言われるかもしれないけど、モノとモノの間に文脈があることの方が、本当は少ないんです、きっと。
でも当時の私は、それに気づけなかった。

自分のキャリアプランに軸が全く無いと思い込んで、そんなブレブレな人生に、結構しっかりと絶望していました。


転機が訪れたのは、今年の9月。
学生インターン時代の大先輩に「人生相談したいです」とLINEをし、仕事終わりに小さな居酒屋で、サシ飲みすることになりました。
彼は自分にコンテンツ作成・運用の基礎を叩き込んでくれた大恩人です。

少しボロい木製の座卓で、日本酒をちびちびやりながら、
この業種が良い、こんなキャリアパスが望ましい、でも軸がブレッブレなんですわ、生き急ぐような途方に暮れるような、そんな感情がごちゃまぜなんですわ、
と、ぽつらぽつらと話すこと、数分。

やがて、おちょこを片手に黙り込んでしまった私を見て、先輩は言いました。
「仕事は、人生そのものにはなり得ないけど、人生を動かすための駆動力にはなる。でもそもそも、駆動力を生かしつつハンドル握ってどこかに向かうのは、お前だと思う。仕事が勝手に向かってくれるんじゃないぞ」


先輩に相談すれば、自分の軸があっさり見つかる。あなたの今の仕事を生かしたら、こんなスゴイことができるよ!と、モーセのごとく指針を示してくれる。そんなことを気楽に考えていました。お恥ずかしながら。
でも実際にやるべきことは、既にある「仕事」というエンジンを、自らの意思でフルスロットルで動かして、どこに行けば良いか分からなくなったら一旦立ち止まって考えて、またガンガンに動かして、そんなことの繰り返しでしかなかったんです。

彼の一言に重ための衝撃を受けて、1週間くらい上の空だったものの、翌週からは「笑ってしまうほど吹っ切れた表情(上司談)」で働き出しました。キャリアプランにおける軸だとか脈絡だとか、とても難しいことをウンウンと考えていた自分は、気づいたらどっかに去ってました。
後に残ったのは「私が軸だ」という某R◯land様のような心持ちだけでした。

軸や脈絡は、外側に求めるものじゃなくて、そもそも自分の中にあるものでした。めでたしめでたし。
という、チルチルとミチルの青い鳥のような話。


読んでいただき、ありがとうございました。
皆様、少し早いですが、良いお年を。
来年も、最高の年になりますように!


明日の担当は卯岡若菜さん( @yotsubakuma )です!