https://twitter.com/hirofumi21/status/1351461864694116353?s=20
自分自身のこれまでの経験を通してみても強く実感するところですし、このWasei Salonのメンバーさんの変化を見ていても強くそう思います。
今日はそんなお話を少しだけ、このブログにも書き残しておこうかなと。
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このオンラインサロンに入ってくるみなさんは、入会時のタイミングでは自分自身の今の働き方に悩んでいる方が多いです。
そして、このサロンに入ると、自分と同じような悩みを抱いている人が多いことに気づく。
ここに集まっている方々は、それぞれの自分の立場から、これからの生き方や働き方について日々真剣に考えている人たちです。
彼らがこれまで発信してきた読み切れないほどのサロン内限定公開ブログを読んでみたり、サロンメンバー限定のオンラインイベントに参加してみたりする中で、自然とみんな似たような「生きづらさ」を抱えていることに気づいていく。
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そして、勇気を出して、自分自身の悩みや「これからこうしていきたい!」と思っている意思表明のブログを投稿してみると、その発信に共感してくれるメンバーからのたくさんのコメントがつきます。
そうやって、お互いに励まし合い、勇気づけあっている中で、自分自身の本当のありたい姿を、それぞれが自ら発見していくんですよね。ここが重要。
このサロン内では、決して何か明確なノウハウや思想を獲得できるわけではありません。
でも、自ら進んで他者を励まし、勇気づけているなかで、気づけば自分自身の歩むべき道が明確になり、清々しい気持ちになっている自分自身を発見していくのです。
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これは、僕自身の過去の経験を振り返ってみてもそうでした。
僕の場合は「ブログを書き始める→会社をつくる→オンラインサロンをつくる」という順で、これまで活動を変化させてきました。
この経過を辿る中でいつも考え続けてきたことは「自分と同じような『生きづらさ』を抱えているひとたちが、いま何に困っていて、どうすればその方々を応援し、勇気づけることができるのか」ということです。
それをずっと考えて活動してきたつもりです。
上述したブログからオンラインサロンへの変遷も、それに見合った方法をその都度選んできたつもりです。
そうやって活動していると、その他者への応援や励ましが、そのまま自分自身の成果物(仕事)になり、自分にとってかけがえのない居場所にもつながっていったのです。
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さて、Wasei Salonを運営していると、
「なぜ、このオンラインサロンは、離脱率が低いんですか?」という質問を受けることが頻繁にあります。
質問してくれる方々の多くは、「運営側から提供しているコンテンツが充実しているのか?」とか、
「サロンのプラットフォームの機能が充実しているからなのか?」とか、
そんな答えを期待しているようです。
でも、それは完全に枝葉の話。
1番大きな理由は、僕ら運営側にあるのではありません。
入会してくれているメンバーさん全員が、GIVE&TAKEにおける「ギバーだから」だと思います。
つまり、集まっているひとたちの質のほうに大きな要因がある。
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このサロンメンバーの中には、誰一人として「私に与えてくれ!」というテイカーのスタンスの人がいません。
逆に言えば、テイカースタンスのひとは、すぐに見切りをつけて辞めていきます。
そもそも、サロンの入会のタイミングで入会条件に「Wasei Salonのイベントに参加」を義務付けているので、
テイカースタンスのひとたちは、イベントの牧歌的な雰囲気から感じ取って「ここに入ったところで自分が他者から奪い取れるものは何もない」と気づき自分から入ってきません。
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そうすると、入会してきてくれる方々が自然と全員ギバーになるんです。
自分から先に「与えたい、応援したい!」と普段から意識づいている方々なので、いま隣にいるひと、画面の向こう側にいるひとに対して少しでも笑顔になってもらいたいという価値観を自然と体得している。
そんな人たちが、サロン活動(イベント参加や限定公開ブログ執筆など)を行うから、誰からも何も奪われないのです。
そして、自分が他のメンバーから与えられたものに対しては、ちゃんと色をつけてお返ししようとする。
そうやって、サロン内で循環している「贈与」の大きさがドンドン大きくなっていくため、結果的にみんなが何かを得られるのです。
それがこのWasei Salonの大きな強みだと僕は思っています。
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もし何か「生きづらさ」を抱えているという方は、ぜひ「自分と同じような生きづらさを抱えている人たちを応援するためにはどうすればいいのか」を自分なりに考えてみて、それを実践してみてください。
そんなふうに誰かを応援することで、誰かにとって少しだけこの世の中が生きやすくなるはずです。
そして、皆がそれを意識し合うことで、誰にとっても生きやすい世の中に少しずつ変化していくのだと思います。
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても何かしらの考えるきっかけとなったら幸いです。