昨夜配信した『あっ、なんの話だっけ?2019年 夏編』のテーマは「わかってくれないシンドローム」。
https://twitter.com/t_hirayama0227/status/1159617896118534144
僕の意見は、わかってくれないシンドロームとは他者への「期待」と「甘え」からくるもの。
だからちゃんと、相手に期待しすぎず、甘え過ぎず、わかってもらえるように丁寧に説明する必要がある。
それが大人の振る舞いだと思う、ということです。
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ここで話が終わると単純なのですが、一方でそうやって“大人”として振る舞い、他者にわかってもらえるように時間をかけ始めると、そこでトレードオフの関係になってしまうのが、「スピード感」なのだと思います。
何度もこのブログにも書いてきたように、「価値観のすり合せ」が労力も時間もコストも一番かかる部分。
この部分を少なくすることができている会社や企業が、いま大きな成果を出している。
つまり、最初から「わかりあえている者同士」で組んだほうが圧倒的にスピード感が早いわけです。
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これまでの日本は、みんなが同じコンテンツを消費して、同じ教育を受けてきてきて、同じビジネスマナーを共有してきたから、初対面の者同士でも、ある程度わかりあえてきた。
しかし、今はインターネットの普及と共に、その共通認識となるようなものがドンドン薄まってきてしまい、ドンドン細分化してきました。
ITツールを中心に、リテラシー格差のようなものも広がってきました。
わかる者同士だけで集まったほうが加速度的に進んでいく。
その結果として、社会は瞬く間に分断化していき、格差化していくことになるわけです。
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確かに、経済的に考えてみても、メンタルヘルス的に考えてみても、そのほうが圧倒的に合理的なんです。
「あなたとはわかりあえない。はい、終わり」としたほうが簡単だし、わかり合える者同士でつながったほうが生み出せる成果物も大きくなる。
であれば、世の中の時流は間違いなくそっちに向かうはずで。
「でも、本当にそれでいいんだっけ…?そのせめぎ合いが、まさに今だよね。」っていう話を4人でしてみました。
じゃあ具体的にどうしていくべきか?
そんなことを自分でも考えてみたいと思う方は、ぜひとも本編を観てみていただけると嬉しいです。
僕自身も昨日の夜の対話を通じて、ものすごく大きなヒントを3人から得ることができました。
ぼくら4人の対話が、いつもこのブログを読んでくださっている方々や、このサロンメンバーのみなさんにも何かしらの参考になったら幸いです。
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