でも本当に大切なことは、「人生において自分が本当に手に入れたい価値とは何なのか？」にフォーカスすることなんですよね。
その価値に向けて、それぞれが自分の仕事を最適化していくべきなのです。
そのためにこそ、自己の生産性や効率をあげていく必要がある。
決して一義的に「ビジネスの規模拡大」や「売り上げ拡大」のために効率化するわけではないんですよね。
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その価値とは人によって異なり、例えば「人生の中でじっくりと考える時間」を確保するために、仕事をしているのだという方もいるでしょう。
他にも、家族と対話する時間や、世界を旅する時間、歴史を学ぶ時間などなど、
そういった時間をより多く確保していきたいから、ビジネスを効率化させて、本当に自分の欲する時間に充てていこうとするのでしょう。
みんなが向かっている目的地だからといって、給与向上や地位獲得に向けて、猪突猛進することは、本当は一番愚かなことなんですよね。
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「そんなことはわかっているけれど、地位や権力、お金さえまず手に入ってしまえば問題はない。その時には、選択肢が無限大になるんだから！」と思う方もいるでしょう。
でもそれは勘違いで、何度も何度もこのブログで繰り返し述べていますが、人生の中で有限かつ一番希少な資源は「時間」なのです。
最近は人生100年時代と言われていて、寿命が昔よりも圧倒的に伸びたと喜んでいた矢先に、
今回のコロナウィルスの出現により、この地球上に生きている限り、70代以降で死ぬ確率はまた高まりました。
若いころに無理な生活をして、仕事を優先し、食事や睡眠を疎かにした結果、基礎疾患を患ってしまえば、70代に入ってウィルスに感染しコロッと死んでしまう可能性も一気に上がってきたわけです。
改めて今このタイミングで、自分にとって「本当に手に入れたい価値とは何なのか？」を見定める必要が出てきたのだと思います。
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このコロナ騒動がきっかけで、今年破産するひとたちが増えてくれば、その人たちに向けたベーシックインカムのような制度も始まる可能性も十分あるでしょう。
そうすると、今よりもさらに「働かなくてもよい社会」がこれからやってくるわけです。
そんな時に、それでもあなたが働く理由とはなんなのでしょうか？
幼い頃から漠然と信じていた「大人になったら働かなければならない。生活をするためには働き続けなければならない。」そんな社会通念（人生の時間潰しの言い訳）は、これからドンドン効力を失っていきます。
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今一度、このサロンを通じて、僕らひとりひとりが「自分は一体なんのために働くのか？」「本当に手に入れたい価値とは何なのか？」を考えていく必要があるのだと思います。
そんなことを考える今日このごろです。
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの考えるきっかけになったら幸いです。