このブログは、Wasei Salonアドベントカレンダー企画「この1年の働くを振り返ろう」のエントリーブログになります。
https://adventar.org/calendars/7995 


昨年のアドベントカレンダー以来、1年ぶりのブログです。5日目は藤田和也(たーふじ)が担当致します。

2022年の働くを振り返ると「カメレオン」が一番しっくりくる。
Wasei Salonメンバーも参加しているサテツマガジン_vol.2 (現在、在庫はありません)の中に、こんな一節があります。少々長いですが、引用します。


ある時、古くからの友人に「あなたはカメレオンなのよ」と言われた。
何にでもなれるし、環境や人への適応力などが優れているのだと。
仕事は専門職だが、経歴が異色らしい。システム開発、デザイン、営業、その他多数。
色々挑戦し、手広くこなすことが「何でも屋」としか評価されずに悩んだ。
それでもたくさんのことに挑戦し好きを増やすのは、
きっといろんな自分を見つけるためなのかもしれない。

もちろん挑戦がすべてうまくいくわけではないけれど、
失敗も成功もすべて糧として色になる。
どの色も私じゃないようで、すべて私なのである。
得た色を混ぜて私の見せ方を変えているだけだ。
だからカメレオンに見えるのかもしれない。変幻自在という褒め言葉だ。


時短正社員+フリーランスとして活動して2年目。
スタートアップで働いていることもあると思うけれど、フリーランスでの仕事も含め、頼まれたこと、関われることにはできる限り関わった。
総務、労務、法務などのバックオフィスから、コンテンツ管理、広告マーケティング、業務の進捗管理、大会の写真撮影、花火大会のMCまで、異色と言われれば異色の仕事を行ってきた。

ゼネラリスト、何でも屋、器用貧乏と言われ続け、悩んだ時期もある。
「何でも出来るは何でも出来ない」だし、転職市場では特化したものがない分、エージェントからの紹介は全然来ない。推しにくいのは自分でも分かる。
それでも結局スタンスを変えないのは、色んなことをやることで、色んな人の笑顔が見れるからに尽きる。これはきっと、僕らのような働き方の人にしか出来ないと思う。

勝ち負けではないけれど、何かに特化したスペシャリストには勝てない。
でも、世の中は完璧じゃない。必ず欠けているピースはどこかにあるし、欠けたピースの中に、自分の興味や好きが当てはまることも必ずあると思う。

だからこそ僕は「変幻自在」と言う名の武器で、来年も働くを全うしていきたい。
カメレオンのように自分の色を変える、又は新しく色を身に付けることで、周りの笑顔が増えるなら、僕はこれからもそこに飛び込んでいくだろうから。

実は今年で働き始めて20年。
高卒から色々キャリアを変えながら、今のかたちになりました。
20年目の節目に「カメレオンのような自分」に気づけたことは良い1年だったと感じます。
とは言えカメレオンなので、これからもどんどん変わっていくでしょう。変わっていく自分も楽しんで生きていけたらと思います。

最後に、別に肩書きにこだわるわけでもないし、名刺に書くようなことでもないけれど、「カメレオンワーカー」って肩書き、ちょっとオシャレじゃないですか?(笑)
個人的にはとても気に入っています。

お読み頂き、ありがとうございました!