昨日、こんなツイートをしてみました。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1171241942148976642
以前書いたブログだと、このあたり話に近いかと思います。
参照:倫理観と誠実さを持ち合わせ、人柄が良くセンスあるヤツが勝つ時代。 | 隠居系男子 http://inkyodanshi21.com/lifestyle/10362/
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これだけ変化が激しい時代だと、「能力」も「実績」もすぐに過去のものとなってしまいます。
でも、なんだかそれっぽいことを言えちゃうのが、能力と実績があることの弊害。
本当は単純に自分が追いつけていないだけなんだけど、過去の実績と能力をもとに、自分よりも経験が乏しい相手を説得できてしまう。
老害とは、別に年齢は関係ないと個人的には思っています。
それよりも、単純に自分が追いつけていないことを、自分なりの理屈と権威を使って、後輩をねじ伏せてしまうことを言うのだろうなあと。
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だとしたら、後天的に補えない「性格」を優先したほうがいい。
そして、そのひとに投資することによって、より大きな変化をもたらしてくれるかどうかが非常に重要になってくる。
それは、人であれ企業であれ、同じことだと思います。
それが「可能性(伸び率)」ということです。
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さらに性格について、もう少し深ぼると「心の葛藤と向き合うことが上手なひと」と言い換えることもできるかもしれません。
人間の心の葛藤は、これまでもこれからもずーっと変わらないことのひとつ。
だから古典に対して、現代の人々も共感してしまう。(過去の技術書を読んで共感するというひとはなかなかいないですよね。)
漫画『火の鳥』なんかは、過去と未来を行き来することで、それを上手に描いていると思います。
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そして、この「性格」というのは、類は友を呼ぶにも直結します。
メディアの場合は、特にそう。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1171287570795261952
「どんな性格のひとが、どうやって伝えるのか?」それがこれからもっともっと需要になってくるのだろうなあと。
まさに「トムソーヤ・マーケティング」の話です。
参照:トークイベント「『北欧、暮らしの道具店』に聞く、ファンに愛されるブランドのつくりかた」の感想。 | 隠居系男子 http://inkyodanshi21.com/events/9008/
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だからこそ僕はこれからも、「能力」と「実績」よりも、後天的には補えない「性格」と「可能性」を重視して判断していきたいと思っています。
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっている方にとっても何かしらの参考になったら幸いです。