「隠居系男子」から「Wasei Salon」にブログを書く場所を変えて、一番良かったこと。


それは、悩んだときには素直にサロンメンバーに役立つことを書けばいいんだなあと思えるようになったことです。

これまでは、誰に向けて書くのかが曖昧なときもあったため、悩んだときは筆が止まってしまうことも多かった。

でも今は、直接サロンメンバーの方々を思い浮かべて、みなさんにとって有益な話を書けばいいんだなあと純粋に思えるようになったから、自然と迷いもなくなりました。

こうやって「誰に向けてブログを書けば良いのか?」それが明確になったことは、自分にとって大きな変化であり、とっても良い変化だったなあと思っています。

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思うに、ひとが幸せになりたければ、「自分は誰を幸せにしたいのか?一体、誰の心を満たせばいいのか?」が明確になることが非常に重要なのだと思います。(逆説的ですが…)

多くの人にとって、配偶者や子ども、家族なんかがまさにその対象になりやすく、だから「幸せになりたかったら家族をつくれ!」という話に結びついていくのだと思います。

一方で、自分が満足させるべき相手がドンドン記号化していくと、どれだけ努力しても暖簾に腕押し状態になるので、やりがいや満足感が得られなくなっていってしまう…。

具体的には、ペルソナや読者、ユーザーといったような、この世には存在することは理解できるけれど、顔が見えずのっぺらぼうのような状態の烏合の衆に対して貢献し続ける状態です。

そんなひとたちの心を満たすことに躍起になってしまうと、ふと我に返ったときに、「あれ、一体自分は何をしているんだっけ…?」となんだか虚しくなってしまうのだろうなあと。

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近年は、そんな人たちを満足させるだけでは留まらず、機嫌を損ねないようにすることが、当たり前の世の中となってしまいました。

このような状況に慣れちゃいかんよなあと、最近は強く思います。

良かれと思って続けてきたことが、今やネット社会や炎上社会に慣れすぎてしまった代償にもなっているんだろうなあと。

近頃は、もっともっと本音を伝えられるようにリハビリしていきたいなあと思っています。

このWasei Salonという場所が、みなさんにとっても、そんな本音を伝えるためのリハビリの場となったら幸いです。