先週末、本多静六の書籍を3冊連続で聴いてみました。

https://twitter.com/hirofumi21/status/1198083958660984832?s=21

このツイートの後に、同じく実業之日本社から出版されている、『私の財産告白』と『人生計画の立て方』も聴き終えたのです。

本当にとっても面白くて、今日はこの三部作の簡単を簡単に書いてみようかなと。

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本多静六(1866年-1952年)は、日本の林学博士、造園家、株式投資家。

「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、停年と同時に全財産を寄付したようです。

来年の大河ドラマは「渋沢栄一」が主人公ですが、その渋沢栄一と同時代を生きたひとです。

1日1ページ、本を書くことも日課としていたようで、著書は370冊を超えるそう。

より詳しく知りたい方は、彼のWikipediaを読んでみてください。

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本多静六のオーディオブックを聴きながら散歩をしていると、まるで本人と一緒に散歩しているような感覚に陥ります。

参照:‪書を聴きながら、町へ出よう。 | Wasei Salon https://wasei.salon/blogs/c40bd3e20782‬

もちろん、当時と今とでは時代背景が異なるため、単純に真似できるような話ばかりではありません。

実際、書籍のなかには人種差別的な言葉だったり、男女差別的な表現だったりも出てきます。

また、巨万の富を築いたのも「山林投資」で、現代では絶対に再現不可能な方法です。

でも、そこだけで判断してしまうのは、非常にもったいないなあと感じます。

それほどまでに、本多静六の話はおもしろい。

もし、現代の社会背景であれば、決して同じような発言、決断をしないということは伝わってきます。

だからこそ、大切な部分は知識ではなく「知恵」の部分。

彼の発言の趣旨にしっかりと立ち返ること。

参照:‪『ジブリの仲間たち』から学びたいのは、知識じゃなくて知恵の部分。 http://inkyodanshi21.com/books/9295/

もし今、本多静六がこの時代に生きていたら、何を思い、どのような行動をしていたのだろうか?

そんなことを自分の頭でしっかりと考えることができれば、まさに「巨人の肩の上に乗る」ことができるのだろうなあと感じました。

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読み終えたばかりなので、まだまだ咀嚼しきれていない部分も多いです。

これからも繰り返し聴き続けるオーディオブックになりそう。

現代のような混迷の時代に生きる僕らにこそ、大切な教えがこの三部作には書かれていると思います。

いつもこのブログを読んでいて、もしご興味のある方がいれば、ぜひ聴いてみてもらえると嬉しいです。

参照:‪オーディオブック版「私の生活流儀」 https://audiobook.jp/product/241918 ‬


‪オーディオブック版「私の財産告白」 https://audiobook.jp/product/241539 ‬


‪オーディオブック版「人生計画の立て方」 https://audiobook.jp/product/242239 ‬