先週末、いま話題の映画『鬼滅の刃』を観てきました。

素直にとってもおもしろかったです。

今、このタイミングで観ておいて本当に良かったなあと思える映画でした。

今日はこの映画を観ながら思ったことを、少しだけこのブログにも書き残しておこうかなあと思います。

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僕自身、すでに漫画で読んでいたため、映画化されている内容はほぼ全て知っている状態で劇場に足を運びました。

展開されるストーリーよりも、その表現の仕方のほうを楽しみに劇場に足を運んだ組です。

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しかし、実際に映画を観てみると、その表現の仕方以上に僕がおもしろいなあと感じたのは「観客のみなさんがどこに感動しているのか」のほうでした。

たまたま観に行ったタイミングが週末で、劇場内はほぼ満席状態。

ネタバレを防ぐために、詳しくは書かないように気をつけますが、

親の教えを守ること、

親に自分のことを理解してもらうこと、

目の前の壁を超えていくこと、

強くなりたいと願う心。

この辺りのシーンで涙を流すひとが多く、劇場内の一体感が凄まじくて、感動の雰囲気に包まれていました。

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これらの感動のシーンに僕自身も素直に感動しつつ、日本人の無意識下に流れている呪いがここに隠れているなあとも思ったんです。

『鬼滅の刃』が語られるとき「時代背景が違うから、今と比較しても仕方ない」という話は、よく聞く話です。

しかし、だからこそ過去の習慣や文化に対して感動している自分たちに自覚的になりつつ、同時にその背後にある無意識にかかっている呪いとは何かを探ってみる大きなチャンスだとも思うのです。

何かに感動するということは、その対象に対して何かしらの共感をしているわけで、その根底に流れている価値観が自分たちの中にも脈々と受け継がれているわけでもあるのですから。

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まだこの映画を観ていない方は、ぜひとも休日の映画館で、客席が満席状態のときに観ることをおすすめします。

このままいけば、『千と千尋の神隠し』を超えて、興行収入が日本一の映画になる可能性もある映画です。

ひとりで観るよりも他の観客のみなさんと一緒に、一体感のある空間の中で観ることによって、作品の面白みや、その背景に隠れている価値が何倍にも膨れ上がる作品だと思います。

参照:劇場版「鬼滅の刃」  

いつもこのブログを読んでくれている方々にとっても、今日のお話が何かしらの考えるきっかけとなったら幸いです。