僕も含めて、FiNANCiEにNFTコミュニテイの流れで入ってきたひとたちは、新参者であり、完全によそ者かと思います。

だからこそ、既存のプロジェクトやコミュニティの方々に対して敬意を払うことって、いま結構大事なフェーズなんじゃないかと思っています。

それは、礼節とかそういう儒教的な堅苦しい話をしたいわけではなくて、そうすることによって、FiNANCiE自体が大化けする可能性も秘めているだろうと思うからです。

まさに、情けは人の為ならず、今日はそんな雑感を少しだけ。

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いまFiNANCiEに大きくなだれ込んできている、NFTを体験してきたひとたちが持っているコミュニティ観は、僕は本当にものすごい価値があると思うのです。

それは以前からお伝えしている通り。

わかりやすく「ガチホ」なんかのトークンエコノミーにおけるリテラシー面もそうですが、コミュニティメンバー同士の間で向け合う親切心と敬意を持った計らいや言動なんかも、まさにそう。

いわゆるお行儀の良さや、読モ的な振る舞いなどなど、なぜトークンが絡むコミュニティ運営において「それらが重要なのか?」っていうことを、すでにこれまでの経験や身体知を通して、理解していることが本当に大きいなと思っています。

言い換えると、ありがたい教訓や書物に書いてあるからそれが重要なんだろうとか、そういうレベルじゃないと思うんですよね。

すでに自分たちにとっては当たり前になってしまっている部分もあるから、意外だと思われるかもしれないのですが、それって実は本当にすごいことだと思います。

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そうやって、過去数年間にわたって養われたNFTコミュニティが持ち合わせているそんな慣習を用いて、これまでは比較的距離が遠かったコミュニティを、FiNANCiE経由で盛り上げていくこと。

つまり、NFTコミュニティ全体が持つ強みみたいなものを、他者(他コミュニティ)のためにも活かすことができるし、それが大事だと思うんですよね。

過去の歴史を振り返ると、NFTコミュニティの連合体みたいなものがあったからこそ、国内のNFT業界がここまで大きくなったことを考えてみると、コミュニティ同士の「ゆるやかなつながり」は、本当に重要なんだろうなと思います。

そのときに、外部から入ってくるひとたちが、場に対して敬意を払わずに、自分たち色に染め上げてしまうのは、逆に分断を招くだけ。それはわざわざ歴史に証拠を求めなくても、簡単に想像することができるはずです。

FiNANCiEは5年間も続いてきたサービスとして、先住民のような方々がそこにいてくれたからこそ、今もサービス終了せずに続いてきているわけだから、両者が共生できる道を探ったほうがいい気がします。

彼らのプロジェクトが上手くいく方法をすでにある程度は把握してきているのだから、それを惜しみなく提供していくことで、結果的にFiNANCiE全体の底上げにつながっていきそうです。

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そして、何よりもそのほうが FiNANCiEの運営側、とくに代表の國光さんがとても舵取りしやすくなると思うんですよね。

逆に言えば、國光さんのFiNANCiE全体の舵取りのしやすさを考えても、ユーザーが一丸となって、立ち振る舞うことによって、その方向性は定まりやすくなるはずなんです。

今は、そんな意味でもめちゃくちゃ大事なフェーズだと思います。

たとえば、具体的には編集者の箕輪厚介さんや以前もご紹介した佐藤ノアさん、そしてすでにプロジェクトが立ち上げられている数々のスポーツチームなど、先に挑戦していたひとたちに対して敬意を払うことってマジで大事だなと。

そして、そのときに考えることは、まさに「お先にどうぞ」の精神が大切なのではないでしょうか。

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もちろん、いまのように既存のコミュニティとはまったく違う形で、このFiNANCiEというプラットフォームサービスを用いて新しい風を吹かせることも、本当に重要だとは思います。

実際、まさにそのようなムーブメントがドンドンと巻き起こっている。そしてその先行者たちの成功に追従しようと、NFT界隈からも、続々と新規参入が決まっているような状況ですよね。

だったら、そのさらに次の打ち手としても、これまでの既存のFiNANCiEプロジェクトを勝たせていくこと。

どうせ、すべてのロックアップ期間が切れるまでは、ここから大きな身動きを取れるわけでもないのですから。

このウォーミングアップの期間を使って、すでにロックアップが終わっている既存のプロジェクトのほうを、自分たちが培ってきたコミュニティの力によって盛り上げていくのもアリなんじゃないか、と結構本気で思うんですよね。

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もちろん、自分たちのプロジェクトが最優先であることは大前提だとは思いつつ、余力でお手伝いすることぐらいはアリだと思う。

そのトレンドをつくりだしていくことも、一方でものすごく大事じゃないのかなあと。

逆の視点から言えば、そのひとたちのファンやコミュニティの中から、今度は逆流してNFTの方向性に流れてくる可能性もあるわけですから。

NFTが世間から怪しく見られてしまうのも、単に「知らないだけ」という可能性の方が圧倒的に高い。何が行われているかを知るためには、まず高額なNFTを買わないといけない時点で、そんなのブラックボックス化するに決まっています。

そして、外側から見えにくくて理解されていないから、敬遠されがちという側面は間違いなくある。

だとしたら、まずはそのコミュニティの文化観における「実用性」の部分から直に体感してもらうことなんじゃないのかなあと思うわけです。

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ここまでの話をまとめると、既存コミュニティのちからを使って、これまで直接的には関係がなかった比較的距離が遠かったコミュニティをしっかり勝たせていくこと。

この感覚はFiNANCiEに限らず、これからの世の中や、大きく変化していく価値観の中においても、ものすごく大事なことのように思う。

歴史を振り返れば、世界中に広まったキリスト教だって、全世界において「人助け」と「教育」を完全に無償で請け負ったからこそ、ここまで大きく世界に浸透する宗教となったわけですよね。

世の中の常識や当たり前に抗うのなら、まずは小さな現実をつくりだすことが何よりも大事だと思います。

そして、その小さな現実がちゃんと芽を出し現実のものとして結実したら、今度は少しずつその範囲を広げていくこと。

そうやって生まれた新たな小さな現実における構造や世界認識によって救われる人自体が増えていけば、それが自然と世の中の主流の価値観や世界認識にも、きっとつながっていくですから。

キリスト教は、まさにそうやって世界中に広がった宗教だと思います。

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それと同じように、NFTコミュニティがつくりだした「コミュニティの経済圏」をつくるための必要な要素、それは、ファウンダーの立ち振舞いだけでなく、コミュニティメンバーひとりひとりの立ち振舞いも含めて、他のコンテンツ産業に波及させていくことが、いま何よりも大事なフェーズだと思います。

その伝播するための架け橋や、ゆるやかな交流の広場のような役割を担うのが、FiNANCiEなんじゃないかと思うということです。

アプリの設計上、コミュニティごとにキッパリと分断されているわけではない。

むしろお互いの壁が、とても薄いのがFiNANCiEの特徴です。Discordではたぶんそれが不可能ですが、FiNANCiEならそれが可能なのかなと。

現に、FiNANCiEをダウンロードしているひとは、必ず複数のプロジェクトをフォローしているはずです。

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そして、最後にこれは完全に蛇足なんですが、FiNANCiEは触れば触るほど、ラジオやPodcast番組など、音声配信系とめちゃくちゃ相性が良いんだろうなと強く思うんですよね。

もし、世の中にFiNANCiEを使う流れが広く浸透していくとすれば、それはきっとPodcast番組も、その一つの代表格になっていくと予想します。

ものすごく強い熱量を持ち合わせたリスナーたちがいて「この番組がなくなってしまったらさみしい」と思っている人たちが多くいるにも関わらず、ビジネスモデルとして完全に破綻しているのが、現在のラジオやPodcast番組。

人気番組であれば、なんとか外部のサブスクモデルや間接的なコンサルティングなどを駆使して、苦肉の策でマネタイズしているところは多いけれど、でもトークンが売買されて入ってくる手数料などを中心に運営ができるようになったら、それは本当に革命的だなあと思います。

まさに「広告」には頼らないビジネスモデルの構築が、FiNANCiEであればきっと可能だと思う。

それこそ、けんすうさん経由でコテンラジオとかが参入してきたら激アツだと思います。

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何はともあれ、まずは先に相手を勝たせていくこと。

そんな人間と人間や、法人と法人の間で成立するような黄金律は、コミュニティ対コミュニティにおいても、きっと間違いなく成立しうるのだろうなあと。

そんなことを考えている今日このごろです。

いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考となっていたら幸いです。