しかし、都民は除外されてしまったということで、今年の夏の旅行はもう諦めてしまったという方も多いのではないでしょうか。
でも、「Go Toトラベルキャンペーン」が使えなくなっても、各地方自治体の独自クーポンがあります。
たとえば、札幌。
札幌では、「さぁ!サッポロ夏割 & 泊まってスマイルクーポン」が始まる予定です。
参照:https://www.sapporo-summer2020.com
具体的には、6000円以上の宿泊で、5000円分のクーポンが返ってくる。(一人旅の場合)
さらに、札幌市内で使える3000円のクーポンも現地でもらえるようです。
また同じく北海道の網走では、「さぁ、ホテルで暮らそうキャンペーン」キャンペーンで下記のようなクーポンもあったりします。
参照:https://www.abakanko.jp/news/notice/2020abashiri-hotelplan.html
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いまこのような形で、各地方自治体の独自クーポンの配布がわかりやすく横並びでスタートしています。
自分がいる地域からその土地に移動するための交通費だけを負担すれば、ほとんどの費用がクーポンで事足りてしまうわけです。
マイルが溜まっている方であれば、移動もタダでできてしまうことでしょう。
つまり、2020年の8月は、地方自治体クーポンを使いながら各地を移動することにより、ほとんどタダみたいな値段で国内の旅行ができてしまうことになります。
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もちろん、この各地方自治体の制度を使って、県を跨いだ移動をするかどうかは個人の自己判断だと思います。
ただ、この6月〜7月にかけて、僕が各観光地の周辺を散歩しながら思うことは、どこに行っても本当に驚くほどガラガラだということです。(※ソーシャルディスタンスはしっかりと保ち、安全第一の行動をとっています)
そして、観光地の目抜き通りに面しているお店でさえも、既に閉店しているところが増えてきており、「閉店のお知らせ」の紙が張り出されている空き物件も目立ちます…。
どこも既に危機的な状況であることは、ヒシヒシと伝わってくる。
本当にこの夏が観光業にとって勝負の分かれ目になるということなのでしょう。
そんな観光業の悲惨さについては、ちきりんさんのブログや荻上チキさんの「session -22」の中で非常にわかりやすく語られています。
ぜひ合わせて読んで(聴いて)みてください。
https://chikirin.hatenablog.com/entry/2020/07/17/Go_to_キャンペーン大混乱について
https://www.tbsradio.jp/498495
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また、有料のメールマガジンになってしまいますが、高城剛さんの「高城未来研究所」の中に書かれていた、「なぜ今、そもそもこのタイミングでGo Toトラベルキャンペーンが実施されているのか?」という根本的なお話はとっても勉強になりました。
お金を払ってでも、一読の価値はあるかと思います。
参照:https://yakan-hiko.com/takashiro.html
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今年の夏の予定を立てる上で何かしらの参考となったら幸いです。