先日、こんなツイートをしてみました。


最近、何度も繰り返し書いてきているように、本当に不思議なことなのですが、 Web3やNFT、DAOという仕組みは、「手放せば手放すほどうまくいく」を実現(実感)させてくれる仕組みなのだと思います。

これまで多くのひとが様々な事柄を手放せなかった理由は、手放したほうが「善い」と心では思っていても、悪意のある第三者につけ入る隙を与えてしまうからできなかった、もちろん自分の中に存在する見栄や虚栄心のようなものもそうでしょう。

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また、共同体においては、共に描き出そうとする未来をお互いが信じ切るまでの「共同幻想」を描ききれなかったという部分も大きかったのだろうなあと思います。(時間的・空間的な「射程距離」が短かった)

でも、実際のところは手放せば手放すほど、うまく回り始める(循環し始める)のが、より世界の道理には近いのだと思います。

だからこそ「勇気を持って手放せるか」それがいま、僕らに問われているわけですよね。

「より少なく、しかしより良く」という概念自体を、心の底から信じられるかどうか。

今、そのための空間的・時間的な射程距離がグンと伸びた。

この「射程距離」が伸びることで、世界の勢力図が大きく変わるのは世の常だと思っています。

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だからといって、すべてを手放してしまえば善いのかといえば、決してそうではない。

握るところはしっかりと握っていく必要がある。何事にもバランスが重要で「中庸」を常に追い求める姿勢が大切です。

そこには、ものすごく繊細で精密な作業と、鳥の目と虫の目の両方が求められる。(時間的にも空間的にも)

つまり、web3の世界は「掴んだ!」と思ったらスルスルとすぐに、自らの手からすり抜けていくような代物なのだと思います。

「道」を探求し続けないと、すぐに自分が喰われる側に回ってしまう。つまり確固たる正解が存在しないような状態なのです。

あるとすれば、問い続けるという姿勢の中にしか、その答えらしきものは立ちあらわれてこない。自転車を必死で漕ぎ続けないと、点灯しないランプみたいなものです。

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僕は、こういう掴みどころのないものを、心の底から待ち望んでいたように思います。

具体的には、容易にハックできないもの。

答えがないから問い続けるしかない、その問い続けさせてくれる仕組み。

「変態かよ」と思われるかもしれないけれど、僕は本当にこんな状況を待ち望んでいたのです。

なぜなら、みんなで一緒に人間的に成長しているなあという感覚を味わうことができるから。

「本当の『善い』とはなんだろう?」と、当事者である全員が求道的にならざるを得ない。これって本当にすごい変化だと思います。

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Web2までの世界は、ノウハウやテクニックいち早く見つけ出して、それを「ハックしていくこと」が必勝法でした。客観的に見ると似ているようで、その内実は全く異なります。

Web2までだと、どうしてもマキャベリズム的になってしまうのですよね。権謀術数的になると言い換えてもいいかもしれません。

ゆえにそのような世界にうんざりしたひとたちは、その逆に大きく振って、今度は老荘思想っぽくなっていく。

「無為自然(人の手を加えないで、何もせずあるがままにまかせること)」というような。

確かにそれはそのとおりだし、それが真理のひとつであることは間違いない。

そして、その真理から生まれてくる理想のコミュニティ(社会)の状態が「小国寡民(住民が少ない、小さな国のこと)」であることも間違いありません。

ゆえに過去10年間の日本において、感度の高い人ほど、地方に移住していきました。

実際に、東京での暮らしに嫌気がさして、そのように達観して人里離れた人口少ない地域で、理想の暮らしを結実されている方々とも、何人も直接お会いして、対話もしてきました。

彼らの暮らしを見せていただくと、非常に素晴らしい生き方だなあと心の底から感じます。

何ひとつ、否定したいとは思いません。

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でも僕は、もう少し、なんというか、俗っぽい中にある「道」を探求していきたいのです。

この点、孔子の論語を題材にした『論語物語』の中に、こんなお話が出てきます。

僕はまさに、このような生き方をしてみたい。

あたりまえの人間の道を、あたりまえに歩いてみたいのです。人間同志で苦しむだけ苦しんで見たい、という想いが、孔子と同じように僕の中にも間違いなく存在している。

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そのための手段として、最高の仕組みがいま、世の中に現れ始めてきているのではないかと思うのです。

それがweb3であり、NFTでありDAOなのです。本当にいま毎日ワクワクし続けているし、一方で心がスッと穏やかになっていく感覚も同時に得られています。

これはとても不思議な感覚で、これまで体験したことのない感覚です。これからも引き続き、この正体が一体何なのかを探求し続けてみたいと思います。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考となったら幸いです。

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