ここ一週間ぐらいで、またNFTのトレンドが大きく変化してきているような気がしていています。

NFTには明確なトレンドがあって「何を仮想敵に見立てているか?」でそれが大きく変わってくる。

つい先日までは「アンチNFT勢」や「特定のNFTを否定してくるひと」が仮想敵のようになっていたと思うのですが、今は「フリッパー(短期売買を繰り返すひと)」が仮想敵に切り替わってきているような状況に入りました。

こうなると、コミュニティ参加者全員でしっかりと握り始めるから、一気に価格も上昇していくフェーズに入っていくんだろうなと思います。

もちろんそれが特定のNFTプロジェクトに対して功を奏することは目に見えているので、他の国内外のNFTプロジェクトもそれに追随してきて、NFT全体のトレンドになっていくことは間違いないでしょう。

このあたりの動向の変化や文化感の形成に関してはやっぱり、音声配信による「思考過程」の共有がものすごく効果を発揮していますよね。

それはまるで『攻殻機動隊』に出てくるタチコマたちの「並列化」を見ているかのよう。

参照:


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この点、NFTには、原価や使用価値がほぼ存在していない以上、価格は完全に青天井であって、ソレを決めるのは、そこに参加している人々の「共同幻想」となります。

ここ数日、仮想通貨や国内外のNFTが軒並み暴落する中で、CNPだけが価格を上昇させていたことが、それを如実にあらわしているかと思います。

つまり、みんなが何を本気で「見たい!」と願うかによって、その環境や状況が大きく変わり始めるということ。

これは『能』に喩えると、観客の「見立て」が整った時点で、全員で異世界にダイブしていくような感覚に近いのだと思います。(逆に伝わりにくい話かもしれませんが…)

最近では、少しずつ妥当アメリカ(CLONE Xなど海外のブルーチップ)的な雰囲気も出てきているように感じていて、ここもみんながそれを「見たい!」と願い、その意識が並列化されていけば、ほぼ間違いなく近い将来に起こる現象となっていくのでしょう。

きっと、高度経済成長期の日本でも、SONYやTOYOTAが世界に進出していくときの高揚感って、こういう熱狂の中で、国民全員が団結することによって実現していったんだろうなあと思います。

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このように、いまNFTやDAOに触れている中で常々感じるのは、経済や金融の歴史、それに付随している人間社会やコミュニティの歴史を、ものすごく早いスピードで疑似体験させてもらっているなあという感覚があります。

この疑似体験を味わえる技術革新というのは、本当に2〜30年に一度訪れるかどうかというレベルなのではないでしょうか。(前回はインターネット技術)

ゆえに、NFTの進化の過程を観察し続けるのは、本当におもしろいなあと感じます。

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これは、誤解を恐れずに言えば、なんだか「悪魔」と出会っている感覚がすごくあるんですよね。

それは世間の悪魔もそうだし、自分の中に存在している悪魔に対してもそう。

この悪魔とはちゃんと出会い続けたい。決して目を背けたくはありません。

ちなみに悪魔の話は、先日Wasei Salon内で開催された読書会『ブッダが教える愉快な生き方』の中で出てきた話であって、非常に印象に残っているお話です。

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もちろん歴史の追体験だけではなく、さらにそこから「全く新しい未来」をつくりだす可能性も秘めているわけです。

そんなことをモヤモヤ考えているときに、今朝、こんなツイートをしてみました。

いま、優れたマーケターほど、この本質の部分に気がつきはじめているように感じます。

ファウンダー側が、このことを素直に信じられるようになったことがブロックチェーンの革命であって、この仕組みから生まれるパラダイム・シフトって、本当に凄まじいものがあるなあと思います。

じゃあ具体的に何が大きく変わったのか?

より時間的に遠くへ向けて、因果の「因」を投げられるようになったことだと思います。

たとえるなら、陸から離れたところに生息する大きな魚を釣りたかったら、より遠くに投げられる釣り竿と糸が必要になります。

今までは、その糸が簡単に切れてしまう可能性があったから、浅瀬の魚に対してしかアプローチ出来なかったわけです。

でもいまは、ブロックチェーンで繋がれたNFTが誕生したことにより、より遠い未来に投企できるようになった、その釣り竿と糸が手に入ったというような感じだと思います。

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少し見方を変えればきっと、世間が一般的にとらえている「汚いごと」を徹底的に考えに考え抜いて、それを突き詰めれば突き詰めるほど「綺麗ごと」に浄化されてしまう。

そんな「ろ過装置」みたいなものが、今のNFTなんだと思います。

ブッダの目の前では、剣がすべて花に変わってしまうみたいなシーンって誰もが一度は見たことがあると思うのですが、まさにそれと同じような現象です。

これが、本当に不思議でたまらない。自分でも書きながら正直「へっ?」って思っています。

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このような状況下においては、本当に最近ずっと書いているような気がしますが、「ほんとうの意味での『善い』とは何か?」を自ら問い続けるしかありません。

言い換えれば、徹底的に真の利己的に振り切ってみること。

それを放棄し、自らで考えることが面倒くさくなって、従来の価値感に流されてしまい、わかりやすく数字に換算できる「お金」や「影響力」に変換してしまったり、自らの目先の利益のために「コミュニティ」を裏切るといった行為は、本当に百害あって一利なしだなと。

こんなときこそ、スター・ウォーズの「フォースと共にあらんことを(May the Force be with you.)」というあの言葉を、合言葉にしたいと願わずにはいられません。

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もちろん、今日のこのブログを読んだからといって「自分もはやくNFTを触ってみないと…!」と焦る必要なんてまったくないかと思います。

まだ、あまりにも魔界過ぎることは否めません。「今はまだNFTには手を出さない」というのも、ものすごく懸命な判断だと思います。

全員がライトセーバーを振り回すジェダイになる必要なんて全くありませんからね。

世界に本当の平和が訪れれば、自然と勝手に浸透していく技術であり、世界観です。

今日のお話がいつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても何かしらの参考となったら幸いです。

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