コロナ以降、世の中全体の景気を判断しにくい状況が続いています。

外食産業や不要不急のエンタメ事業などは、軒並み辛い状況に追い込まれているはずです。

また、フリーランスや契約社員など、雇用関係の中で立場的に弱いひとたちも、今はどんどん仕事が減ってきているのではないでしょうか。


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そうすると、似たもの同士が集まっている集団では、世界全体がそうなっていると思いがち。

結局ひとは、自分のまわりのひとたちの「最近、景気どう…?」という会話の中から、あっちもダメ、こっちもダメと判断してしまいますからね。

メディアでも、そこだけを切り取った特集が組まれることも多いため、より一層「やっぱりそうなんだ…」というネガティブな気持ちを強めてしまう。

でも、ご存知のとおり、メディアはできる限り悲惨な状況を過大に伝えて、大衆の注目を集めようとすることは、世の常なのです。

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一方で、こんな時代だからこそ、業績の良い業界や企業もたくさんある。

しかし、上述したように、リアルで交流する人たちがいつも同じで、ネット上で閲覧するページもいつも同じだと、それに気づくことができません。

毎日、満員電車に乗って通勤していると、自分と似たような人たちがその電車にたくさん乗っているため、「満員電車に乗らずに働く」という選択肢がこの世には全く存在しないように思えてきてしまうことと、非常によく似ていると思います。

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だからこそ、いま景気がいいところはどこなのか、それを自らの意思で積極的に掴みにいく必要がある。

こんなときほど自分が普段携わっていない業界を積極的に覗いてみることが重要になるのかなと。

具体的には、自分の足で街をくまなく歩いてみる。

今、どのお店に行列ができているのかを探してみるんです。

また、ネット上で公開されている決算データを追ってみる。

どこの業界が伸びているのかは、数字で見れば一目瞭然です。

そうやって、自分のまわりにいる人たち以外の情報を積極的に取りに行って、本来の「世界の景気」を把握しようと努めることは、今とっても重要なことだと思います。

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みんなが共通して眺めていたマスメディアが機能しなくなっている現代。

多くのひとが感じている以上に、水面下では世間が分断していて、資本家と労働者の隔たりも日に日に深くなり、階級化社会が密かに進行しているように感じます。

自分自身が景気の良い業界に参入するかしないかは別として、いまどこに波が来ているのかを把握しておくことはものすごく大切なことです。

そんなことを考える今日このごろ。

いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考となったら幸いです。