最近100分で名著を見始めたました(やっとです。。)。

最初何を見ようかなと思った時に親がキリスト教ということもあり、旧約聖書を見てみました。

アダムとイヴから始まり、昔教会で聞いたこともちょくちょく思い出すなあと。

そんな幼い頃思い浮かべながら作品の中でおもしろいなあと思ったのが、

異国の神を信仰していたイスラエルという国が滅ぼされた時の国民の考え方でした。

自分たちの国が滅ぼされているのに神は助けてくれないと思っている人と、国が滅ぼされてなお自分たちが信じるのは神あると思った人がいることです。

前者は常に神に見返りを求めている、承認欲求が足りないとも言えるのかなと。
それに対して後者は見返りを求めず神が動いてくれないのは自分たちが悪く、罪があるからだという考えています。

その考えはこの世の中にも多くあると思っていて、よく僕たちは何か他者に対して良いことしたときに何かお返しがもらえるだろうとか、自分がせっかくアドバイスをしてあげたんだから行動してくれるんだろうと見返りを求めてしまいます。
それは前者の考えであり、罪があるが自分は気づいていない状態。

逆に後者は、この人が行動を起こさないのは自分の言い方がよくないから行動を起こさない。
だから自分の言い方を変えたり、知識をつけたり自分に矢印を向け自分自身の罪を認め行動を起こしていきます。

断然後者の方が成長するに決まっているなあと僕は思いますし、そんな人でありたいなと。

そんな話を聞いて、今の監督の言葉と重なるあと
「子供に教えたことが伝わっていなかったらは指導者の責任になる。」

何か物事がうまくいかない時には、まず自分に矢印を向けてみる。
昔も今も考えは変わらないんだなと、学ぶのがまた楽しくなってきました。