「会議中や人と会っているときに、スマホを触るのはやめましょう。」
近年、よく耳にするマナーです。
思うに、スマホを触ってしまう理由は退屈だからです。
退屈の原因は、目の前の相手が話している”その話”をもう知っているから。
だったら、単純に”その話”を知らなければいい。
この場合、知人や友人、仕事仲間のSNSの投稿を日常的に追わなければいいと思うのです。
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最近、僕は知人や友人のツイートをタイムラインで追うのを一切やめました。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1232453213690818562
今はその時間を別のことに使っています。
具体的には、散歩しながらオーディオブックを聴くことや、Kindleを読むこと、「100分de名著」を観ることに当てています。
あと、本日から「世界史」と「倫理」をゼロから学び直したくてスタディサプリも始めてみました。
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そうすると当然ですが、知人や友人の近況情報が全く得られなくなります。
その結果、友人たちと実際に会ったときには、かなり前のめりで、相手の話に興味も持つことができます。
また、自分の時間を使って、新たに得た知見や学びは相手に共有したくなる。
それらはニュースやバズの話題とは異なり、相手も知らないことばかりだから、ちゃんと伝えれば、大抵の場合は相手も面白がってくれます。
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本来、人と人とがコミュニケーションを楽しむってこういうことだと思うんです。
お互いの知見を、目の前の相手が楽しめるように精一杯考え合いながら、その場にあった話題を提供し合う。
にもかかわらず、マナーや形式ばかりに引きずられて、「人と会っている時に、スマホを触るのはやめましょう」と諭してみても全く効果はない。
建前と本音をすぐに見抜いてしまう素直な子どもであれば、尚更です。
まずは純粋にコミュニケーションを楽しめる方向に、自分を持っていくことが重要です。
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友人や知人のツイートやブログ、Instagramに書かれていることを知らなかったところで、相手は絶対に怒りません。
(※インタビュー取材などの場合は別です。全力でリサーチが必要。)
これからはより一層、自分の興味関心がおもむくままに、1人の時間は淡々と自己の責務に集中していきたいと思います。
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。