昨日書いたこちらの記事。

PCをやめてみる。 | Wasei Salon https://wasei.salon/blogs/1c831259c366

とても個人的なことであったにも関わらず、思った以上に反響があって驚きました。

一時期は憧れの的だったはずのMacBookも、今や多くの方々が「持ちたくない…」と思っているアイテムなんだなあと。

時代は着実に変化していますね。

たぶん僕らって、気づいたら「建前」や「惰性」で持っているものっていっぱいあるんです。

スーツや革靴などはそれが顕著だったけれど、PCも同じ感覚になりつつある。

そして、自分のまわりに自分のことをちゃんと理解してくれるひとがいてくれて、相互理解が深まれば、建前で持っているものってドンドン必要なくなってくるはずなんですよね。

僕はデザイナー・おぎゆかさんが、自分よりも圧倒的に高いクオリティのKeynoteを作ってくれると理解できたから、PCも手放そうと思えるようになった。

https://twitter.com/hirofumi21/status/1173807975065980928

https://twitter.com/ogiyk_/status/1173934047799795713


そして、この建前で持っているものって決して「物」に限らず、きっと「価値観」も同じなんだと思います。

「一般的には批判されるけど、実はこれってありなんじゃない…?」

そう思うひとたちが増えてきて、まわりに同じような価値観を持っているひとたちが集まるようになり、お互いに助け合うことができるようになって、それが徐々に発露できるようになってきた。

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これまでの日本社会は、本音よりも建前を優先してきました。

資本主義のもと、規模拡大が最優先事項だったから、より多くの人間が円滑につながるためには、どうしても建前が必要だったのだと思います。

自己の内発的な欲求はかき消して、裁判官のように黒いマントを羽織り、本音と建前を明確に区別することが良しとされてきたのが、戦後の日本社会です。

「お客様」に対しての「接客」なんて、その最たるもの。

でも「より良く生きる、自分らしく生きること」が最優先課題と捉えるひとも増えてきた現代、多くのひとが同時に繋がれなくなったって、自分たちにとって納得感のある価値観を優先しても良いんじゃない…?と変化してきたのだと思います。

まさに、下記の記事で書いた「協調性」から「社交性」の話にもつながるのだと思います。


ぜひ合わせてこちらの記事を読んでみてもらえると嬉しいです。

参照:協調性を捨て去り、社交性を身につけて、それでも僕らは生きていく。 | 隠居系男子 http://inkyodanshi21.com/books/11342/

今日のお話が、皆さんにとっても建前や惰性でもっている物や価値観を手放すきっかけとなったら幸いです。