昨日は「習慣の活かし方を考える」というオンラインイベントが開催されました。

https://twitter.com/shunkeii/status/1327566948700327936

このイベントで事前にいただいた質問に対する答えのメモを、このブログにも書き残しておきたいと思います。

イベントに参加したかったけれど、ほかの予定があって参加できなかったという方にとって、少しでもこのメモが参考となったら幸いです。

以下、事前質問とその回答のメモです。

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1. 「習慣」とは? なぜ、習慣が大切?

習慣とは、「第二の天性」。

習慣を変えることができれば、人生も自然と変わっていく。

そもそも人間が未来に向けてできることは、たったの3つしかない。

①未来に対して何を望んでいるか?
=思い描くこと。

②現実(今の自分)はどのような状況(事実)なのか?
=正しく見定めること。

③それに対して、自分はどのように行動するのか?
=淡々と実行すること。

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2. 自分を支えてくれている習慣を教えてください!

ブログ、睡眠、食事、散歩、読書(オーディオブック)、瞑想、断捨離(整理整頓)

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3. 習慣づくりにおいて、大切なポイント教えてください!

大きく分けて、3つあると思う。

①仕組み化してしまうこと。

まず「意志力」に頼ろうとしない。習慣のためにモチベーションを保とうとするなんてもってのほか。

その時間や場面がやってきたら、自動的に発動するように仕組み化にしてしまうこと。

毎回、やるかやらないかを頭を使って決断しないことが重要。

この仕組み化により、その習慣が成功するか否か、8割が決まる。

すでに習慣化できているものにくっつけると、より効果的。(歯磨きした後に◯◯する、など)

良い習慣は極力簡単にすること。ついついやりたくなってしまうようにお膳立てして、自分の機嫌を自分で取るように心がける。

一方で、悪い(辞めたい)習慣は極力やりにくくする。「面倒くさい」と思って自然とテンションが下がるように仕組み化する。

そして、それでもその衝動が湧いてきたら、15分後にやると決める。

その欲求や衝動を放置して、他の作業をしながら15分だけでも先延ばしできれば、自然と他のことに気を取られて、結果的にやらずに済む。

https://wasei.salon/blogs/b262117ffedb

②目標をより具体的に思い浮かべること。

その習慣が達成できているときの情景や場面を、できる限り明確に思い浮かべて、そのシーンを五感で感じるようにする。

『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』の言葉を紹介する。

「身につけたい習慣を、自己のアイデンティティと紐づける。」

自分が思い描いている「理想の自分」だったら、この場合(場面)において、どのように行動するのだろうか。

そうやって、自己のアイデンティティと紐づけて行動を習慣化していくことが重要。

他人から見たら、苦行のように思えることであっても、本人たちにとっては、毎日淡々と実行することが、自信や誇りにつながっている。

https://wasei.salon/blogs/e7c06b882493

③習慣は伝染する。

すでに実現している人たちが集まっているコミュニティに飛び込んでしまうことも有効。

もし、あなたが「朝4時起き」の習慣を身につけたいと思ったら、既にその習慣が身についている人たちのコミュニティに飛び込んでしまう。

公に発表することにより、宣言効果も期待できる。

https://wasei.salon/blogs/5064c5b09dd3

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4. 2021年、始めたい / 辞めたい習慣を教えてください!

この問いこそが「習慣」における最大の罠だと思う。

いつだって、僕たちはこうやって「来年からやろう」「明日からやろう」「ベストなタイミングは今ではない」と何かしらの理由やを見つけてきては、習慣化を先延ばししてしまう。

いついかなるときであっても、習慣を始めるタイミングは「今」がベスト。そのことを忘れたくない。

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以上、僕が事前に用意したメモになります。

改めまして昨日のイベントに参加してくださったみなさん、そして一緒に登壇してくださった赤松さん、今回のイベントを企画してくださった張本さん、本当にどうもありがとうございました!

また機会があれば、より知見を深めて「習慣」について、また皆さんにこのブログでお伝えできればと思います。