自分の意志で倒した1枚目が、ドンドンと次のドミノを倒していき、次第にコントロールできない状態になっていく。
この“次第にコントロールできない状態”が、非常に人生に似ているなあと。
だから、定期的に何枚かドミノを抜いておくことで、自動的に止まるようにしておく。
人生もこれと同様で、意図的に止める、そのタイミングを決めておくことが重要だなと。
そこで、小休憩を挟んで、また自分の意思で一枚目を倒し始めるというような。
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こういう話をすると、多くのひとは夏休みやGWのような「休暇」を思い浮かべると思うんです。
確かに「休暇」もそのとおりなんですが、もうちょっと日々の生活の中で細かくドミノを抜いておくことが大事だなあと。
僕は平日の午前中は極力予定を入れないようにして、よっぽどのことがない限り、午前中には予定は入れません。(目上のひとに呼ばれたときにしか、基本的には行かない)
参照:一人の時間。 | 隠居系男子 http://inkyodanshi21.com/lifestyle/6911/
これもまさにドミノを抜いている感覚に近いです。
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あとは、もっと細かい区切りとして、誰かと会う予定の30分前ぐらいに現地に到着するようにしています。
仕事でもプラベートでも、それはあまり変わらない。
このタイミングで、流れている時間を意図的にシャットダウンして、コントロールする。
呼吸を整えて、時間に追われていない状態の中で、相手と何を話そうかなあとゆっくりと思案してみる。
前の予定から次の予定へとスルスルと入っていかないことが、自分にとってはものすごく重要なんですよね。
あと「移動時間」をその時間に当てないっていうことも、ものすごく意識していることです。
しっかりと現地に到着してから、30分程度の時間をつくりたい。
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一方で、世の中にはこういった時間がまったく必要ないひともいるみたいです。
多動力の鬼みたいなひとは大抵、この時間は不要らしい。
だから、誰でもこのようにする必要はまったくなくて、大切なことは「自分がどのタイミングで、どの程度ドミノを意図的に抜いておけば、自分が自分の意思でコントロールしていると思えるようになるのか?」
それを、常日頃から自己と対話しつつ、いろいろと試してみて「これだ!」って思えるところを見つておく。
そして、自分の意思でその状態を常にキープすることが大事なんだろうなあと。
今日のお話が、あなたにとって丁度いいドミノの抜き方を考えるきっかけとなったら幸いです。