目の前に、ものすごく大きな課題が現れること。
それに真正面から立ち向かったとき、人は大きく成長するのだと思います。
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僕がいつも年配の方々を見ていて羨ましいなあと感じるのは、時代の荒波に揉まれたひとにしか与えられることのない凄みというのが、確実に存在すること。
これまで、そんな凄みを纏った年配者(主に経営者)の方々と出会って、自分自身が何度ひるんだことがあるかわかりません。
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きっと今、この局面に立ち向かっていることは、彼らが経験してきた荒波と同程度か、もしかしたら、それ以上に大きな荒波の中にいるということなのかもしれません。
ここで、大きく失敗してしまったとしても、
見事に生き残ることができたとしても、
どちらの状況に至ったにせよ、ここで逃げずに真正面から立ち向かったことがあるという経験は、いつか大きな財産になると思うんです。
だからこそ、ある意味ものすごく幸運なことなのかもしれないなあとさえ思います。
この時代に、自分が公務員や大企業の社員だったら、絶対に味わうことのできなかった経験ですから。
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少し話しは逸れますが、『ドラゴンボール』を読みながら僕がいつも思うのは、孫悟空の幸運なところって、目の前に適切な課題(敵)がその都度現れたことだと思うんです。
幼少期の悟空の前に、最初から魔人ブウが現れたらひとたまりもない。
一方で大人の悟空の前に、タオパイパイが現れたら、退屈すぎる…。
適切なピンチ(敵)がいつも目の前に現れることこそが、彼の欲望のど真ん中に値するものだったはずですし、唯一無二の強さにも繋がったのだろうなあと思います。
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時代の変化の中で生まれる10年、いや100年に一度しかない大きなうねりは、最大の苦難とチャンスの表裏一体ということなのでしょう。
日本が平和なこの時代に、まさかこんな形で世の中の仕組みが大きく変わってしまうような事変が起きるとは、正直まったく思っても見ませんでした。
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こんなときに、自ら好き好んで荒波の中に飛び込んで行けるか、否か。
それが人生の分かれ道のような気がしています。
そんなことを、福岡の海岸の町で、毎日大河ドラマ『平清盛』を観ながら考える今日このごろです。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1250759231608741890
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。
追伸:2年前にも似たようなことを書いていました。合わせて読んでみてもらえると意図がより一層伝わるかなと思います。
参照:失敗したひとが羨ましい。 https://inkyodanshi21.com/blog/13837/