2020/11/27 10:13
現場に行ったことがないことを語らない。
僕は、自分が体験したこと、自分が実際に使ってみて感じたこと、自分が取材して多面的に調べてみてわかったこと、それだけを発信したいと常々思っています。
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今年はリモート環境で、何でもすべて完結できるようになりました。
もちろんコンテンツ制作における取材なども、すべてリモートで行えます。
この半年間で、それが当たり前となりました。
むしろ、ステイホーム期間中は、家から一歩も出ることなく発信できるコタツ記事が推奨されています。
最近はテキストコンテンツだけでなく、コタツ動画や、コタツ音声コンテンツも急激に増えましたよね。
でも、よくよく考えると、家から一歩も出ていないひとが、毎日新たなコンテンツを作り続けられるという状況は、かなり異常なことでもあります。
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しかし、これは決してサボっているわけではなく、むしろ家の中でできることを最大限に取り組んでいる結果とも言えます。
動き出してしまったメディアはもう止められないわけで、去年まではただの怠惰でしかなかった行為が、今年においてはむしろ優等生的な行為となっていると言えるでしょう。
また、その変化によって、より少ない労力で最大限の効果をあげることにつながっているため、それはすなわち「生産性を上げる」ことにも直結しますから、資本主義下においても大正解です。
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そして、ある程度賢いひとであれば、他人の意見を横流しするだけでうまくいく(儲かる)方法を、いとも簡単に見つけられる。
その結果、みんなが一斉にその方法に飛びついてしまっている。
それが今の時代における特殊性だと思います。
例えば「米国の大統領選報道」がそうであったように、対立が激しく世間の耳目を集めやすいニュースが、マスメディアから個人のYouTuberまで、さまざまなコンテンツの形になって、ネット上に溢れ返ったことは、とてもわかりやすい例だったかと思います。
もちろん、今は誰もアメリカに渡航できない時期ですから、あの発信のほとんどが他人の意見を右から左に流しただけということになります。
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こんな時だからこそ、現場で自分の目で見て、耳で聞き、手を触れたことがあるものを発信することだけに絞っていくことはとても大事だなと思います。
現場には、驚くほど多くのデジタル化できない情報が溢れていますから。
参照:孤独が苦手だから、孤独にひとり創作する。 | Wasei Salon https://wasei.salon/blogs/263314d05ee9
そこで得られた情報を自分なりに解釈して、しっかりと咀嚼して発信することで初めて、本物の価値が生まれてくるはずですから。
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だからこそ、まわりのひとたちがうまくいっている様子を見て、自分も焦ってそこに参戦するのではなく、
本来のあるべき姿(理想とする姿)が何なのかを自己と向き合いながら日々真剣に考えて、まわりに流されることなく、自分の信じる道を実直に実践していきたい。
いま改めてこのタイミングで再確認しておきたいことだったので、このブログにも書き残しておきました。
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても何かしらの考えるきっかけにつながったら幸いです。