先日、禁酒宣言をしてみました。


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2019年はほぼ毎日お酒を飲んでいたし、ひとりでワインを1本空けるような日も多かったため、「禁断症状が出るのかなあ」と少し覚悟はしていたのですが、今のところそのような症状は一切なく安心しています。

飲みたいという欲求さえもなくなり、体調もドンドン健やかになっていくため、今のところは禁酒してみて本当に良かったなあと思っています。

今日は、この禁酒宣言したことにより、自分に訪れた5つの心情の変化をこのブログにも書き残しておこうかなと。

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1.心の底から安堵した。

いちばん最初からちょっと重たいお話になってしまうのですが、以前NHKの『ねほりんぱほりん』の「元薬物中毒者」の回を観たことがあります。

そのときに、元薬物中毒者だった女性が、「家に警察が来たときに、とても安心したし、嬉しかった」と仰っていたんです。(※僕の意訳が含みます)

今から自分が捕まるのに、安心したと語る彼女の姿(声)に衝撃を受けたのを、今でも鮮明に覚えています。

ただ、今の自分だったら、その彼女の気持ちが少しだけわかるような気がするのです。

「もう飲まなくてもいいんだ」と思えたこの安堵感は、実際に禁酒宣言をしてみるまではわかりませんでした。

2.健康意欲が湧いてきた。

また、その安堵感からなのか、今度はドンドン健康意欲が湧いてきました。

今までは「どうせ酒を飲んでいるから、どれだけ健康に良いことをしてみてもムダだろう」と、なかば諦めムードだった自分がいました。

健康意識もほどほどで「明らかに身体に悪いものは食べない」というような消極的なものばかり…。

でも今は一転して、健康意欲が爆上がりしています。

これまで読んできた健康関連の書籍も、積極的に読み直し始めました。

3.「絶対的な制約」を持つほうが対人関係もうまくいく。

お酒を辞めるにあたって、やはり不安は点は「対人関係(コミュニケーション)」ではないでしょうか。

僕も、夜の会食に支えられている対人関係は少なくなかったので、正直ちょっと不安でした。

でも、この不安も杞憂に終わりそうです。

なぜなら、「そういう人」になるから。

どうしても、対人関係を気にするひとほど、自分の行動において「柔軟性」や「余白」を持たせ、相手に合わせようとしてしまいがち。

でも逆説的ですが、僕がすでに実践している「午前中には打ち合わせの予定を入れない」など、絶対的な制約を持つほうが、対人関係を健やかに保っていくことができる。

この辺りの話を書き出してしまうと、途端に長くなってしまうため、また改めて書いてみたいと思います。

4.夜が長く感じる。

4つ目の話は単純で、夜がとても長く感じるようになりました。

これまで会食の予定がない夜は、NHKオンデマンドで『100de名著』を観るか、1時間半程度「読書」をするか、その二択でした。

でも、今はこの両方をこなしても全く問題がありません。

時間的な制約がなくなったこともそうですが、なによりも集中力が継続するようになりました。

これはとても嬉しい変化で、単純に夜の時間が2倍になったような気分です。

5.自分の40代が楽しみになった。

最後の5つ目は、1つ目の変化と矛盾するかもしれませんが、10年間の禁酒宣言をしたことにより、自分の40代がとっても楽しみになりました。

自分のまわりにはとても素敵な50代の方が多いため、50代には漠然とした期待感があります。

ただ、40代はあまり想像がつかない…。

なんとなく中間管理職的なポジションで、30代よりは明確に衰えつつ、50代ほど第二の人生感はなく、なんだか退屈そうなイメージでした。

でも、40代にお酒を解禁すると宣言したことで、30代で見た世界とはまったく違う世界が見られるのだと思うと、今からとってもワクワクできます。

この心境の変化は自分でも予想していなかったことなので、正直かなり驚いています。

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以上、自分に訪れた5つの心情の変化でした。

なにかを「足す」のではなく「引く」タイミングであっても、「我慢する」や「諦める」ではなく、新しい世界を見にいく、そのワクワク感を大切にしたいと改めて思いました。

参照:‪ニヤニヤよりもワクワクを。 http://inkyodanshi21.com/lifestyle/11448/ ‬

今日のお話がいつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても何かしらの参考になったら幸いです。