社会が今のように混乱しているときは、何を増やすかではなく、何を手放すかを淡々と決めていく方がいいのだろうなあと思います。

どうしても人は、不安になると何でもかんでも溜め込みたくなってしまいがち。

そして、これまで自分が必死で蓄積してきたものにしがみつきたくなります。

でも、本来こういう時こそ、その真逆で勇気を持って手放すことなんだろうなあと。

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しかも、「今の自分」ではなく、「在りたい自分」を想像し、その自分が求めているかどうかで手放すか否かを判断すること。

その基準で見定めていくと、「今を全力で楽しむ」という思考につながっていくはずなんですよね。

なぜなら、未来の「こう在りたい」という願望は、今の自分の本質的な願望そのものだからです。

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社会が大きく変化しようとしているタイミングで、目の前にあるものでやりくりしようとしない。

「これはもったいないから、まだ使えるかもしれない…」

「これはせっかく手に入れたのだから、どうにかして使いたい…」

そんな発想を巡らしてしまい、必死でしがみつこうとすると、ソレと一緒に沈没してしまいます。

9年前の3.11の時を思い出すと、それまで自分が積み上げてきたものにしがみつかなくて本当に良かったなあと思います。

あの時に、身のまわりにあるものにしがみついていた場合、その先にあった人生を想像してみると、きっと今とは全く異なる人生なのだろうなあと感じます。

もちろん、一切後悔の念は感じません。

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先行き不透明な時代、多くのモノ・コトがオールリセットに向かおうとしている中では、潔く手放すことに意識を向けていきたいです。

そして、何事も自分で主体的に意思決定をしていく。

襲ってくるものから逃げない、背を向けないこと。

この大波が去ったあとには、しっかりと準備しているひとから順番に、動き出せるはずですから。

早め早めに、準備していきたいと思います。

いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。