先日、2ヶ月ほど前から決まっていた予定で、ひとり休暇をとって奈良に向かいました。

でも、新幹線に乗っているあいだに聞いていたオーディオブックが、あまりに面白くて。

続きがとにかく気になってしまったので、結局奈良には行かず、京都のカフェと宿にこもって、ひたすら関連書籍も読み漁って2日間を過ごしました。

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これを聞くと、ひとによっては「奈良に行こうとして、休みを取ってあったのに、もったいない…!」と思うひともいるかもしれません。

でも、僕にとってそれはサンクコストに近い感覚なんです。

前々から決めていた予定に従うよりも、今の自分の好奇心に従ったほうが100倍良いと思っていて。

なぜなら、その好奇心はいつまでも長くは続かないから。

どうしてもひとは、自分の中から湧き上がってきた好奇心は、いつまでも続くものだと思いがち。

それが強ければ強いほど、そう思うはずでしょう。

でも本当は、「好奇心」も「チャンスの女神」と同様で、本当に一瞬しか現れないものだと思います。

あれだけ熱量が高かったのに、実際に行動に移さないでいると、どれだけ強く願っていたことであっても、途端に「もういいや」となってしまう。

参照:‪好奇心を放置しない。 | Wasei Salon   https://wasei.salon/blogs/f4f5977896cf‬

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東京(自宅)で全く同じことができる場合であっても、いま自分の中に湧き上がってきた、この好奇心に従う。

特に、それが普段はなかなか億劫で動き出せていなかったことなら、なおさらです。

で、これの何がいいのかと言いますと、自分の直感や決断に従って満足感を得られる経験を繰り返すことで、自分の判断に対して徐々に自信がついてくるんですよね。

「ここにいたら、これをするのが普通。」という社会通念を無視することで、自分の決断で自分を満足させられることに気がつく。

「まわりの意見に左右されることなく、自分が好きなことをして働く」その強みはまさにこれだと思います。

自己肯定感が徐々に向上し、今ここを生きることができる。

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本当に「いつまでも、あると思うな、好奇心」です。

これからはより一層大切になってくる価値観だと僕は思っています。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。