そう伝えるとほぼ毎回必ず聞かれるのが、月々の家賃についてです。
OYOやAirbnbであれば、1ヶ月あたりの家賃がその土地の同等の賃貸物件の3〜4万円ほど高いのが一般的でしょう。
そのことを伝えると、結構高いと感じるひとが多いようです。
でも冷静に計算すると、それほど高くなかったりもする。
今日はそんなお話を、10回以上引っ越しを繰り返してきた人間の実体験として少しだけ書いてみようかなと。
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まず、一般的な賃貸の場合、家賃が月々10万円だと仮定すると、
敷金、礼金、仲介手数料、引越し費用などなど初期費用だけで約40万〜50万ほどかかります。
さらに白物家電一式、家具一式、キッチン器具一式を揃えると、安く見積もっても20万円はかかってしまう。
合計70万円ほどになり、これを24ヶ月で割ると結構な金額になってしまいます。
1ヶ月あたり約2.5万円〜3万円ほど。
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更にここに、毎月の光熱費やインターネット回線などのランニングコストが、家賃とは別に月々1〜1.5万円ほどかかってくる。
このランニングコストもプラスし、毎月にならせば、月々4万〜5万円かかる計算になります。
これだけで既に、家賃相場よりもプラス3万円であっても、それほど割高ではないと感じてもらえるのではないでしょうか。
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そして、僕が感じている1番のメリットは、これらの購入手続きと、売却手続きが一切不要になるということです。
もちろん、面倒な賃貸借契約手続きだって一切必要ありません。
家賃の決済も全てカード決済なので、毎月のポイントまで貯まるというおまけ付き。
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また、今回の引越しで強く感じたのは、いま起きているコロナ騒動のように、社会の在り方が大きく変わったときに、自分の働き方の変化に合わせて、すぐに別の場所に移ることができるのは、ものすごく大きなメリットだなあと。
極端な話、明日にでもまた引越しできてしまうわけですから。
この身軽さを一度体験してしまうと、もう以前のような2年契約の賃貸には戻れないなあと感じてしまいます。
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ただし、実際にこの生活を始めてみると、始める前には見えなかった小さな石ころのような障害も同時に見えてきます。
まだ少しだけ不便なところがあるのは事実です。
それについては、またサロン内メンバーに向けに改めて書いてみたいと思っています。
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どちらにせよ、このような住まい方は、これからのひとつの住まい方として確実に定着していくだろうなあと、実体験を通して強く感じています。
いつもこのブログを読んでくださっている方々の中にも、このような住まい方に興味を持っているひとたちがいてくれて、今日のお話が何かしらの参考になっていたら幸いです。