今日は久しぶりにガジェットの話を書いてみたいと思います。

というのも、それぐらい衝撃だったことがあったからです。

タイトルにもある通り、iPhone 13Proから搭載されたPromotionディスプレイの進化が凄まじかったです。

Promotionディスプレイとは、リフレッシュレートの可変範囲が、10Hzから120Hzまで対応しているディスプレイのこと。

リフレッシュレートとはなんぞや?という方には「1秒間に何枚の静止画を表示させることができるか」と考えてもらえればわかりやすくかと思います。

このディスプレイになることで、iPhoneの画面が非常に滑らかに動くようになります。

より詳しく知りたい方は、ぜひググってみてください。たくさんの比較動画が出てくると思います。

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ただ、こればかりは実際に自分で見て触って、体感してもらったほうが早いかと思います。

逆に言うと、触れば一瞬で理解できる。

一般的に今回の新型iPhoneは、マイナーアップデートという認識のようですが、全くそんなことないなあと感じました。

個人的には、iPhone3Gs→iPhone4になった時の「Retinaディスプレイ登場」に匹敵するぐらいの進化だと感じています。

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ただ、Appleの広告を見ていると、このディスプレイはスマホゲームの際に真価を発揮するような表現がなされています。

でも、個人的には日常的な情報収集など、iPhoneの一般的な利用の場面にこそ真価を発揮するものだと思っています。

思うに、iPhoneの動作というのは、カメラロールでもSNSでも、基本的にすべて「スクロール」という動作がメインとなります。

そして人間の目というのは、本当に興味深いもので、スクロール中でも驚くほどの情報量を認識することができている。

たぶん、速読なんかに近い感覚なのだと思います。

このディスプレイだと、かなり速いスピードでスクロールしてみても、ある程度文字を読めてしまいます。

そのため、iPhone内での探しものが格段に速くなる。

つまり、情報認識速度が一気に飛躍するのです。体感だと、従来の1.5倍ぐらいの情報量を認識できるようになる感覚でした。

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逆に言えば、これまでは「スクロール→静止→スクロール→静止」を繰り返して、静止している時だけしか情報を認識できていなかったのだろうなあと。

だからこそ、時間の節約度合いで言ったら、12Proシリーズを使っている人でも、十分に乗り換える価値があると思います。

(僕もiPhone12ProからiPhone13Proに乗り換え組です)

iPhoneは、毎日一定時間触れ続けるものだから、仕事でiPhoneを使っているひとにとっては、この違いだけで十分に差額の元が取れるかと思います。

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改めて、Appleの発表会動画だけを見て、専門家風のひとたちが語る「今回はマイナーアップデートで、大した進化ではない」という言葉を鵜呑みにしてはいけないなあと思いました。

自分で触って見ることが一番。

気になる方はぜひ最寄りの家電量販店に行って、デモ機を実際に触ってみてください。(iPhone13シリーズ(無印)は非対応なのでご注意を。)

正直、このPromotionディスプレイから、スマホやタブレットに触れられる若い世代が本当に羨ましい限り。

時間当たりの情報認識速度が全く異なるはずです。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考となったら幸いです。