「こうあるべき」や「これが正しい」といった社会的な評価軸で判断するのではなく、
ただ純粋に「自分にとって、それは欲望の真ん中か?」を問い続けて見定める。
今日はそんなお話を少しだけ書き残してみたいと思います。
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たとえば僕にとって、今年に入ってからのお酒との付き合い方なんかはまさにそうです。
昨年までは、積極的に酒蔵やワイナリー、流行りの飲食店などに自ら足を運んで、お酒のある暮らしを心の底から楽しんでいました。
しかし、今は打って変わって、一切お酒は飲まずに、毎日家で自炊しながら過ごしています。
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客観的に見れば、これは矛盾しているように見えるかもしれません。
現在の健康ブームや、コロナ騒動の影響を受けてそうしなければいけないから、そうしているのだろうと勘ぐる方もいるでしょう。
でも、そういった外部的な影響は一切なく、本当に僕にとってはどちらも「今この瞬間」の欲望の真ん中なのです。
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思うに、自己と向き合い、ひたすら根源的な欲求を掘り続けると、自然や社会、時代などが味方してくれるようになる。
なんだか、最初からこうなることが決まっていたかのような、自分以外の何かしらの大きな力が働いて、抵抗力なくスルスルとうまくいくような感覚が得られるんです、不思議なことに…。
そうすると、より一層この道を選んだことは間違っていなかったと自分自身でも思えるようになる。
それは例えるなら、掘って掘って掘りまくった結果、地球の裏側で社会と繋がるような感覚です。
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だからこそ、「これは正しいか否か?」「これは社会的にイケてるか否か?」など、そういった周囲の評価軸で判断するのではなく、
「それは本当に、自分にとって欲望の真ん中なのか?」を常に問い続けたいです。
そのために、自己と向き合う時間をしっかりと定期的に作り出すことが大切。
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いつだって、どんな状況であれ、自己の欲望の真ん中に対して忠実であれ。
それが、今日の僕が書き残しておきたかったことです。
そうすると、自然と道は拓けてくるはずですから。
いつもこのブログを読んでくださっている皆さんにとっても、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。
追伸:今日のお話に関連して、『お金と人のないしょ話』の最新回で語った「自然の重力に逆らわないこと」という感覚も、合わせて聴いてみていただけると、僕の意図がより明確に伝わるかもしれません。
ご興味のある方はぜひ聴いてみてもらえると嬉しいです。
https://twitter.com/audiobook_jp/status/1248446176115879936