https://twitter.com/hirofumi21/status/1218855583652073472?s=21
本書の中では、「ご褒美をつくってはいけない」理由がたくさん語られているのですが、一番共感した理由は「習慣化したいことが苦行になってしまい、つまらなくなってしまうから」という理由です。(※僕の意訳も含みます)
運動であれ、学習であれ、全てが義務感に変わってしまう、と。
これは、僕にも思い当たる節がたくさんあります。
たとえば、テストの一夜漬けのようなもの。
目先のご褒美のために、最短距離を進もうとしてしまうのです。
「テストの点数さえ良ければよい」と割り切って勉強してしまい、すぐに勉強した内容を忘れてしまう。
決して自分の血肉にはなりません。
また、「点数」や「成績」というわかりやすいご褒美がなければ、すぐに「学習する」という行為自体を放棄してしまいます。
なので、この話はアドラーの「褒めてはいけない」という話にも繋がるのかなと。
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「自分の習慣として、体得していく。その過程こそが自らのご褒美であると考えた方がいい」と著者は言います。
人間、生きているうちは、ひたすら学び続けたほうが豊かに生きることができる。
もちろん、健康だって同じことです。
その「学び」や「健康」の習慣が、何か目先の安易な欲望を満たすことがゴールに設定されると、そこに到達するまでは苦行となってしまい、ものすごく辛いことに感じてしまう…。
そうではなく、習慣によって変化していく自分、その過程のほうに目を向けて、「学び」や「健康」の本当の楽しさのほうに注目したほうがいい。
学ぶことや、健康であろうとすることは本来とっても楽しいことだから。
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また、こうやって日々楽しそうに習慣を実践していると、自然にそんな空気がまわりのひとたちにも伝染していきます。
そこで仲間ができれば、習慣はより楽しいものへと変化していくでしょう。
「学習」はその最たる例ですが、まさに下記のようなことが起きると僕は思います。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1218702495435743234?s=21
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっている方々にも何かしらの参考になったら幸いです。