昨日、3人の友人から嬉しい近況報告の連絡が立て続けに届きました。

不思議なことに、こういう連絡は普段は全くこないのに、続くときは一気に続くからおもしろい。

どの友人からも、連絡をもらえてとっても嬉しかったです。

そして、これからも純粋に彼らの活動を応援し続けたいなあと思えました。

ーーー

一方で、誰もが一度は受け取ったことがあるであろう、名刺交換をした相手に送られる一斉送信の「退職のお知らせ」なんかは、届いても一切読まずに、すぐにアーカイブしてしまいます。

また、SNSに投稿される「退職エントリ」的なものも、積極的には読みにいきません。

ーーー

この違いは一体なんなのだろうと考えました。

まず間違いなくあるのは、自分宛に書かれていること。

わざわざ自分のことを思い出して、個別に連絡をくれたことが素直に嬉しいです。

そして、3人とも全員に「下心が一切ない」と感じられたのも嬉しかったです。

ただただ純粋に、自分に対して伝えたいと思って連絡をくれたのだと思います。

ーーー

このSNSが全盛期の時代、「自分の話などわざわざ伝える必要はない。むしろ相手にとっては迷惑なのでは…?」と思ってしまいがち。

だからこそ、不特定多数へのメールやSNSの投稿にしてしまうのだと思います。

でも、受け取る側としては、純粋な気持ちからの近況報告は、やっぱり嬉しいもの。

不思議と自分宛のプレゼントをもらったような気持ちにもなりました。

プレゼントは、物そのものよりも「相手のことを考えている時間が一番のプレゼント」と言われるように、あの人に伝えようと思ってくれた時間が間違いなくそこに存在していたのだと感じられるからなのでしょう。

ーーー

昨日の経験を通して「果たして自分には、こんなふうに近況報告を伝えたいと思える相手が何人いるのだろう」とついつい考えてしまいました。

ひとりでもふたりでも、ずっとそうやって継続的に関係性を育んでいきたいと思える相手が存在すること、それが地位や名誉、金銭の多寡とは全く別次元の「人生の豊かさ」につながるのではないのかなあと思います。

これからも、自分の中でこのような関係性を大切に育んでいこうと思いました。

今日のお話がいつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても何かしらの参考となったら嬉しいです。