その答えはさまざまありますが、一番大きな理由は、
どんなに産みの苦しみを味わったとしても、最終的には必ず「何か」を書き終えられる、
過去の自分自身の経験を通して、それを知っているからなのだと思います。
だからこそ、毎日同じ時間に立ち向かえる。
この確信がなければ、毎日立ち向かうにはハードルが高すぎます。
きっと恐怖が勝ってしまうことでしょう。
ーーー
文字通り、女性の「お産」もそうなのだと思います。
どれだけ産みの苦しみを味わったとしても、「私は産める」って頭と身体で理解しているから産める。
そう考えると、どうすれば「産める」って頭で理解して、その自分を信じ切ることができるのか。
これはニワトリとタマゴみたいな関係性だから、なかなか難しい問題です。
ーーー
この点、まわりの人間が当たり前のように実現しているという事実は、自分に大きな自信と影響を与えるはずです。
だからこそ、「才能や努力云々を語るまえに、まず付き合う人間を変えろ」というアドバイスは確かに理に適っている。
すでにそれを当たり前のように実現(実行)している組織や集団に、まず属してしまう。
そうすることで自然と自分も行えるようになる、そんな魔法のようなことは間違いなくあると思います。
ーーー
もう一つ、自分に自信を持つ方法は、
できないと思う理由を、ひとつずつ丁寧に要素分解して、ひとつずつ丁寧に潰していくことだと思います。
「必ずできる」そう思える状況まで、ひとつずつできない理由を潰していけば、間違いなく「できる自分」に出会うことができる。
例えば、ブログを書くという行為であれば、前日までのインプットが必ず必要になってきます。
僕の場合、ジャンルレスで自分の日々考えたことを書くことが多いので分かりにくいですが、
例えば「ラーメンブログを書く」だったら、書くと決めた前日までに、必ずラーメンを一杯以上食べておく必要がある。
じゃあ、どうすれば必ずラーメンを食べておけるのか?を考えてみるのです。
そうすれば、「できない理由」は着実に一つ減り、書き上げられる可能性はかなり高まってきます。
ーーー
そして肝心なことは、このできない理由を潰す作業が本当に好きかどうか。
具体的には、ここで生まれるありとあらゆる作業をめんどうくさい、苦労だと思わないかどうか。
それが長く続けられる仕事(作業)の秘訣だと感じます。
僕の場合、日々のインプットは大好きです。
オーディオブックを聴いたり、町を歩いて自分なりに取材したり、サロンメンバーと対話したり。
この自分にとっての素材集めの作業が、全く苦でないため、少なくとも書くための材料は必ず揃えられる。
素材が揃っていれば、あとは実際に書くだけです。
素材集めの段階で、もう8割は完成しているようなもの。
ーーー
最後にまとめると、
どれだけ産みの苦しみがあったとしても、最後は必ずやり遂げられると自分を信じられるようになるためには、
1.すでに実現している人たちのコミュニティに参加して、自分の中の「当たり前」を変えていく。
2.できない理由を要素分解して、それをひとつずつ丁寧に潰していく。
このふたつが重要だということになります。
それでもまだ、できないと思ってしまう何かがあるとすれば、それはきっと「手放したくない何か」があるのだと思います。
まずは先に、そちらを見定める必要がある。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1367305955801669636?s=20
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、何かしらの参考となったら幸いです。
ーーイベント告知ーー
3月に開催されるWasei Salonの外部向けイベント兼サロン説明会はこちら。
https://twitter.com/WaseiSalon/status/1366266281935052800?s=20