この状況のなかで、活動ができない指導者をはじめ、スポーツ関係者の方がたくさんいます。
僕もその中の一人です。
じゃあ、対価をもらうために何をしないといけないのか、自分が与えていた価値を細分化したらどんなことがあるのを考えていました。
そんな時に先輩の指導者から「地域の子供たちと遊べばいいんですよ、対価をもらうより前に地域の大人としてできることはたくさんあるんだから。」
と言ってもらえてすごく気が軽くなりました。
自分はずっと難しいこと考えていたんだなと。
僕はいつも、「子供に教えてるなんてすごいですね」と言われた時に、「いや、一緒に遊んでるだけですよ」と言っていました。
本当に遊んでただけなんですよね。
今はそれがチームではなく、自分が手を届くところに変わるだけ。
「家に帰って家族を大切にしてあげてください。」
マザー・テレサの言葉が思い浮かびました。
まずは自分ができる範囲で、できることをやっていく。
その延長線上が社会の貢献に繋がってくるんじゃないかなと思っています。
こんなことを書きながら、ボールを持って毎日公園に行き、上手くなりたいと思いで淡々と壁にボールを蹴っていた、あの頃の感情を思い出していました。