最近よく至るところで耳にする言葉です。
多くのひとが、今回のコロナのリスクを実際のリスクよりも低く見積もっていたということでしょう。
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じゃあ、ここで少し考えてみたいと思います。
本当に僕らは、いまの事態を想定することはできなかったのか?と。
答えは、否。
今から冷静に振り返ってみると、2月下旬から3月上旬に僕らのよう一般人が得られた情報の範囲内でも、いまのような状況に陥ることは十分想定することが可能だったはずです。
ただ、その実現可能性が著しく低いと「感情的に」見積もっていただけで。
当時の社会的な状況から考えると、多くの人々が今のようになるのことを本気で考えておらず、楽観視していただけのことでしょう。
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しかし実際には、当時一般的に想定されていたシナリオよりも、さらに酷いことがいま現実に起き始めているわけです。
まず僕らは、その数ヶ月前の認識を正しく「反省」するべきだと思います。
参照: https://wasei.salon/blogs/2a724903135f
そして、そうだとすれば、この後いまの僕らが想定しているリスクよりも、さらに大きなリスクがやってくる可能性だって十分あるわけですよね。
その時にでも対応できるように、今から最悪の状況を冷静に想定して、準備・構築しておいた方がいいと僕は思います。
その上で、今朝こんなツイートもしてみました。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1259979423572320256?s=20
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もちろん、その想定が取り越し苦労だったという場合もあるでしょう。むしろその可能性の方が高いはずです。
でも、その時は「あー、良かった!」と安堵すればいいだけのこと。
その時にでも、楽観視したときと同様に生き残れることには変わりがないのだから。
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僕は常々、自分の情報発信を受け取ってくれているひとたちには、なんとしてもこの世の中で生き残ってほしいと願っています。
それは今のような緊急時においても全く同じこと。
そのうえで「より幸せで納得感のある生き方を」獲得して欲しいと心から願っています。
そのために必要な情報や考え方を、日々発信していこうと常に心がけているつもりです。
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金融用語で「ブラックスワン」という言葉がありますが、これからは「黒い白鳥は普通に現れる」と想定した上で、淡々と準備していきたい。
Wasei Salonの中では「じゃあ、具体的にどうすればいいのか?」という話も少しずつ書いています。
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。