昨日書いたブログに対して、Wasei Salonのコミュニティマネージャーである長田さんがこんなコメントを寄せてくれました。


この違和感は、僕も強く感じるところです。

そして、僕と長田さんの数少ない共通点とも言える部分かと思います。

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僕らは、自分たちが実際にオンラインサロンの運営に携わっているため、

いわゆる世間一般で語られている「オンラインサロン」のイメージや、近年いたるところで語られている「コミュニティ」の重要性に対して、全面的に同意していると思われがちです。

でも、実際のところは、そうじゃない。

むしろ、その真逆であると言っても過言ではない気がしています。

たぶん僕らが、一番現状を我慢ならないと思っている。

だからこそ、自分たちの「本来、こうあって欲しい」という願いや祈りのようなものを、必死で形にしようと動いているのだと思います。

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多くのひとはきっと「そんなの、どっちだっていいじゃない」と思っているはずです。

「どちらも大体同じでしょ」と。

それはたとえば僕が「プロ野球はどこのチームが優勝したって大体全部同じでしょう」と感じてしまっているのと同じこと。

しかし、各プロ野球チームに所属する当事者やサポーターたちからするとそれは千差万別で、だからこそ全力で特定のチームを応援するし、なんだったら自分がチームに貢献しようと思うのだと思います。

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つまり、何が言いたいのかと言えば、

自分にとって「このままでは、我慢ならない」と思えることこそ、自分が本来取り組むべきことなのかもしれないということです。

ディティールの差異がどうしても気になってしまうことって、誰にとってもひとつやふたつは必ずあると思います。

参照:天職を見分ける方法、それはディティールが好きかどうか。 http://inkyodanshi21.com/events/10754/   

それは、他者からすれば本当にどうでもいい差異にも関わらず「自分はどうしてもこれを見落とせない、できることなら自分の手で是正したい」と思うこと。

それは裏を返せば、自分の中に「こうあって欲しい」というイメージがありありと想像できるからであって、それこそが「才能」なんだと思います。

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あなたにとって我慢ならないと思うことは何でしょうか。

そして、本当はどうなって欲しいと願っているのでしょうか。

頭の中にそれを思い描くだけではなく、

実際に発信し、仲間を集め、「小さな現実」をつくりだす。そうやって世間に対して提示することで、少しずつその世界が現実のものとなっていくのだと思います。

そんな風に一歩ずつでも小さく歩み始めることが結果的に、自分にとって本当に価値があると思えるものを創りだせる結果につながるのかなと思います。

今日のブログが「今あなたにとって我慢ならない、本当はこうあって欲しい」を考えるきっかけとなったら幸いです。