「継続は力なり」


習慣化することの重要性については、このブログで何度も書いてきました。

https://wasei.salon/blogs/e7c06b882493

そうすると、多くの方から習慣に関する質問をいただく機会も多いです。

その中で、最もよく聞かれる質問が、

「どうすれば継続するためのモチベーションを保つことができますか?」

「何を今の生活にプラスすれば、上手に習慣化することができますか?」

といった趣旨の質問です。

でも僕は、そもそもこの問い自体が少しズレていると思っています。

今日はそんなことを少しだけ、このブログにも書き残しておこうかなと。

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思うに、数々の習慣に関する本を読んできて、著者のみなさんが口を揃えて言っているなあと感じるのは、

プロや一流と呼ばれるひとたちは、退屈でも、面倒でも、昨日と同じように「淡々と継続する方法」を知っているひとたちだということです。

彼らは決してモチベーションが高いわけでも、自制心が強いわけでもありません。

むしろ、自身の感情や体調によって日々変化し続けるモチベーションや自制心が、いかに信頼できないものなのかをよく知っている。

だからこそ、淡々と続けられる仕組みを構築し、それを実行することだけに集中しているひとたちなのだと言うのです。

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そもそも、ネガティブな環境下で、ポジティブな習慣を続けられているひとなんてまずいません。

最初のうちは、なんとか努力や根性で乗り越えられたとしても、必ずどこかのタイミングで誘惑に負けてしまうことでしょう。

それぐらい人間とは弱い生き物。朱に交われば赤くなるのです。

だからこそ、意志力に頼らない環境に身を置くことがなによりも重要になってくる。

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こうやって考えてくると、

「今の自分に何を足せばいいのか?」という質問は全く意味をなさないことがよくわかるかと思います。

本当に大切なことは、

「今の自分から何を引けばいいのか?」であり、「何から遠ざかればいいのか?」です。

僕らはまず、それらを徹底的に考える必要がある。

そして、引くことを全て終えられて初めて、習慣を継続するための仕組み(トリガー)をつくり出すことに専念することができる。

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何かを習慣化することは、決して難しいことではありません。

本当に難しいのは、この「手放す」ことなのです。

今の自分の「当たり前」や「普通」から解放される勇気を持つことが何よりも難しい。もちろんそこには既存の人間関係だって含まれます。


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まずは、いま両手いっぱいに抱えている「ソレ」を手放すことから始めましょう。

両手が空っぽになった状態で、自分がこうなりたいと思う一流のひとたちが既に実践している「仕組み」を徹底的に真似してみましょう。

そのときには、決して彼らの「意志力」を真似しようとは思わないでください。

これが僕が習慣化について、最近よく思うことです。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考となったら幸いです。