「レジ袋いりません、ポイントカードはありません、支払いはSuicaで。」

コンビニやスーパーのレジで、店員さんにこのように伝えてみたところで、大抵の場合は、支払いのタイミングになって「お支払い方法は…?」と聞かれるのがオチです。

先日、こんな記事も目にしました。

参照:レジで『袋要りません、ポイントカードないです、Suicaで』と最初に伝えたら店員さんがバグった→店員さん目線ではこう「流れに乗ってあげるのも優しさ」 - Togetter

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毎回同じように行われるこの一連のやりとりに、イライラしてしまう方も多いかと思います。

でも、記事内にあるとおり、店員さんも一連のルーティン作業(流れ作業)で行なっているため、全てのことを同時に伝えられても理解することはなかなか難しい。

だったら、最初から全てを一気に伝えるのではなく、相手が知りたいと思うタイミングで、相手が知りたいと思っている情報だけを、過不足なく伝えることのほうが適切となってくる。

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そしてこれって、仕事の現場において新しい部下などに仕事を教える場合でも、まったく一緒だなあと思いました。

どうしても仕事ができる上司ほど、最初のタイミングで1〜10まで、すべての工程を懇切丁寧に教えてしまおうとしてしまいがち。

自分にとっては、もう何百回も繰り返してきた行為だからこそ、その工程中に何が起きるかもすべて把握しているため、そのほうが相手にとっても都合が良く、お互いにとって効率がいいと思うのでしょう。

しかし、部下からしてみれば、初めて遭遇する仕事ばかり。

最初から全てを教えてもらったところで、その指示通りに実行することは、ほぼ不可能です。

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つまり、自分都合で最初から全てを相手に伝えてみたところで、それは相手にとってみれば、何も伝えてもらっていないことと同義なのです。

「完璧にすべて伝えた」と思っているのは、自分だけ。

だからこそ、「あれ、この場合はどうすればいいんだっけ…?」と必要なタイミングが訪れたときに、ちゃんと必要な情報を伝えてあげることが重要になる。

言い換えれば、困ったときに相談しやすい環境を整えて、じっくり待っていることのほうが圧倒的に大事なわけです。

参照:20代のときは勘違いしていた、理想の上司の姿。 | Wasei Salon

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一度伝えた(と自分が勝手に思っているだけの)ことを、もう一度伝える作業は二度手間となってしまい、自分自身がイライラしてしまうだけで、ほかに何のメリットもありません。

相手の立場になって考えて、いつでも質問や相談を受けられる準備をしておく。

そして、最後には必ず笑顔で「ありがとうございます」と伝えること。



これが一番物事が円滑に進み、お互いが気持ちよくハッピーに業務を終えられる秘訣だと僕は思います。

日々の買い物の中から、そんなことを考える今日このごろ。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても今日のお話が何かしらの考えるきっかけとなったら幸いです。