唐突ですが、いまの僕らに足りないものって、祈りや願い、明日への希望のような気がしています。

具体的には、建設的な議論の場、そして毎日少しずつ積み重なっていると感じられる企画や、みんなで一緒に心待ちにできるプロジェクト。

そこで今日は、僕から2つほど「このサロン内でこんな企画をやってみませんか?」というアイディアを提案させてもらえたらと思っています。

少し先の未来を、みんなで一緒に考えたい。SNSの時間軸とはまた違った長期的なプロジェクトです。

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① 2021年の夏に向けて、祈りを込めた「祭り」を企画し始めてみる。

「灯台もと暮らし」で様々な地域を取材してきて強く感じたのは、やっぱり「コミュニティ」と「祭り」は切っても切り離せないもの。

でも、こんなご時世だから、しばらくは人が集まるイベントなどは自粛するしかありません。

ただし、この状況が永遠と続くわけではない。今年が難しくても、来年だったらできるかもしれない。

そんな祈りも込めて、一年以上かけて、いつか開催できるその日に向けて「祭り」の準備してみたらどうなるのだろう?と思いました。

数ヶ月後に開催する場合と違って、実現可能性が高いアイディアだけではなく、理想から逆算してゆっくりと考えることで、全く想定していなかった企画が生まれるかもしれません。

まさに、ピンチはチャンス。

オンラインミーティングを通して「こんなイベント(祭り)をやってみたい!」とディスカッションをしていくうちから、祭りが始まっていく。

学生時代に楽しかったあの文化祭の準備を、1年以上かけてゆっくりと始めていくような感覚です。

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②「僕らの理想の町ってなんだろう?」自分たちの理想の暮らしを具体的に描いてみたい。

もうひとつは、さらに時間軸を長くした企画。

それが「僕らの理想の町ってなんだろう?」です。

コロナによって、日々の暮らしや働き方が大きく変化してきました。

これまでの都市生活も、いま大きく変わろうとしています。

では、完全にゼロベースで考えたときに、僕らが本当に心の底から求めている町の姿、コミュニティの在り方ってどんなものなのでしょうか?

それを、みんなでゆっくりと議論してみたい。

ときには、実験的な取り組みをしている町に、みんなで一緒に視察に行ってみてもいいかもしれません。

そうやって、自分たちにとって本当に理想だと思える町の姿や、理想の暮らしをゼロから描いてみたい。

そして数年後、実際に僕らでつくりあげた理想の町の姿を、嘆願書と一緒に、どこかの地域の自治体さんに提案してみてもいいかもしれません。

そうすれば、いつか本当に自分たちにとっての理想の町がこの世のどこかに生まれ、理想の暮らしが実現できる日がやってくるかもしれません。

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つまるところ、

「これから、僕たちはどう生きるのか?」

それをこの場を使ってド真剣に議論しながら、考えてみたい。

世の中の炎上騒ぎに一喜一憂したり、他者の言動に対して逐一批判したり、そんなふうに「できない理由」を並べ立てて、何かを成し遂げたつもりになるのではなく、

僕らは僕らなりの価値基準に沿って、少しずつでも良いから、建設的なモノコトを積み重ねていきたいなあと思うのです。

その場として、今このWasei Salonはとっても良い空間になってきていると思います。

もしメンバーのみなさんの中に、このような取り組みにご興味がある方がいれば、ぜひ一緒に実現に向けて考えていくことができたら嬉しいです。